「敬老の日」は聖徳太子の「悲田院」に由来

【“敬老の日“とは】

「敬老の日」が9月15日とされたのは、

593年のこの日、

聖徳太子が大阪・摂津の四天王寺

「悲田院」を設立したという

伝説に由来するといわれています。

 

ここでは、

数々の「長寿のお祝い」も紹介します。

 

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目次

【聖徳太子の「悲田院」】

「悲田」とは、

慈愛の心をもって苦しむ人を救済すれば、

福徳を得るとする仏教の教えのことです。

 

悲田院はその教えに従って身寄りのない病人や

お年寄りなどを救う施設でした。

 

723年には鑑真が興福寺に、

730年には光明皇后が平城京に設置したといわれ、

10世紀頃まで続いたとされています。

 

現在の敬老の日は9月の第3月曜日となっていますが、

9月15日は「老人の日」の名称で記念日として残されています。

 

9月15日から21日までの一週間を「老人週間」として、

さまざまな行事が各地で開催されています。

 

このことは、先人の偉業を敬ってのことなのですね。

 

 

【聖徳太子は仏教徒ではなかった?❢】

聖徳太子(厩戸王、厩戸皇子)が四天王寺を建立し、

その付属施設として四箇院シカイン を開設したとあります。

 

が、その時の日本社会は大乗仏教全盛の時代で、

個人を救済する世の中ではなかった時代です。

 

四箇院とは、

・悲田院ヒデンイン:身寄りのない孤児や年老いた者を収容する施設。

・敬田院キョウデンイン:教育の場で寺院そのもの施設。

・施薬院セヤクイン:病者に薬を施す施薬する施設。

・療病院リョウビョウイン:病者を収容し病気を治療する施設。

のことで、

現在でいうところの、

悲田院は福祉施設、

敬田院は当時は最先端の教育(専門学校or大学)施設、

施薬院・療病院は医療施設です。

聖徳太子にならい、大阪の四天王寺に四箇院の一つとして建てられたのが日本での最初とする伝承があり、敬老の日の由来の俗説の一つである(四箇院とは悲田院に敬田院・施薬院・療病院を合せたものである)。

聖徳太子が真の仏教徒であったなら、

仏閣に付随して四箇院を設けることなどしなかった

と言う方達がいます。

 

キリスト教のメッカには、

その四施設は

現存する施設だそうです。

 

仏教では寺院内にその様な施設などなく

どちらかと言うと学問的な要素が強いものとして

当時、遣隋使派遣により伝来していました。

 

聖徳太子の右腕として仕えた秦氏(中央アジア…シルクロードからの渡来人

古代キリスト教:古代ユダヤ教ネストリウス派)からの進言もあり、

いや太子も古代キリスト教に改心していたのでは?

というのです。

 

★秦は古くはハダ。秦の始皇帝の裔だとか辰韓国王の裔だとか諸説がある。

応神天皇の時、一族の長だった弓月君が一二七県の百姓を連れて来朝し、

子孫は織物の生産を業としたという。

賀茂・松尾・稲荷の神を崇め、松尾・稲荷両社の神職に秦氏が多い。

また、旧約聖書に出てくる、古代東方に逃亡し北イスラエル10支族の一族ともいわれている。

久保有政 聖書講義「古代東方キリスト教と日本」6 いろは歌のキリスト  

 

 

【四天王寺の建立時は神社であった】

学校教育での日本史では、

蘇我氏(馬子 仏教派)と物部氏(守屋 神道派)の戦いで

仏教派の蘇我馬子が勝利し、

当時、摂政であった厩戸皇子(聖徳太子)が

仏教を広めたと習いました。

 

十七条憲法・冠位十二階制度を制定し、

遣隋使の派遣など、

大陸文化を取り入れ、

広く人材を集め、

十七条憲法』 第一条 和を以て貴しとなす。

という日本の“和”の精神を以て

国を治めていった、と教わりました。

 

昨今では

当初四天王寺は

神社として建立されていたと言われています。

 

なぜなら四天王寺には、

中心伽藍の西側、西門のさらに

外側に立つ「石鳥居」があるのです。

数々の偉業を成し遂げた太子が、

何故、蘇我馬子(仏教派)により

政治から遠ざけられ…幽閉。。。崩御。。。

毒殺?説。。。摂政厩戸皇子は、

次期天皇になられる身分であったからですね。

 

ほどなく、

皇子である山背大兄王一族は曽我入鹿ソガノイルカ により焼き討ちに合い、

上宮王家一族は消滅するのです。

 

修学旅行で見学した

現在の世界文化遺産法隆寺

聖徳太子の怨霊封じの寺説知ってから

古代史にますます興味を持つことになります。

 

現在、金堂の御本尊は聖徳太子を模して作られています。

太子が亡き父欽明天皇のための寺の造立を発願され、

推古15年(607)ごろに法隆寺は完成します。

 

「日本書記」によれば、天智9年(670)、

一屋余すところなく焼失したと記されてあります。

 

しかし、ほどなく再建が進められ

現在の西院伽藍(金堂)・東院伽藍(夢殿…太子宮跡)は、

鎌倉時代初期までには飛鳥様式で復興されていきます。

★焼失した本殿は、現在寺院内一角で、礎石のみの空き地となっています。

 

少々本筋から外れてごめんなさい🙇

 

しかし聖徳太子一族は確かに

この偉業をなしたこと…と意見の違い…で

反政力(蘇我氏)によって滅ぼされてしまったのです。

 

ですから聖徳太子は、

古代キリスト教的思想信条だったことは確かです。

 

何故なら太子の皇子は、

秦氏にあずけて教育をしていたのですから。

 

 

【長寿のお祝い】

…数え年に祝う… 「和ごよみ四季の暮らし」より

◆還暦カンレキ(六十一歳)

還暦とは暦が元へ還るとの意。


61年目に生まれた年の同じ干支に戻ることから、

数え年の61歳を祝うようになりました。


還暦には「もう一度赤ちゃんのような力をもらい、

元気に長生きするように」との願いを込めて、

赤ずきんや赤いちゃんちゃんこなどを、

贈る習わしがあります。

 

◆古稀コキ(七十歳)

中国唐代の詩人・杜甫の「曲江詩キョクコウノシ」にある

「人生七十年古来稀マレ なり」からついた名称です。


昔は平均寿命が短く、

元気で70歳を迎えるということは、

大変稀なことであったことから始まったお祝いです。

 

◆喜寿キジュ(七十七歳)

喜の草書体 “七の下に七を2つ書く” ことから

「七十七」と読めることに由来します。

「喜の字の祝い」ともいわれています。

 

◆傘寿サンジュ(八十歳)

「傘」の略字「仐」が「八十」と読めることに由来します。

 

◆半寿ハンジュ(八十一歳)

「半」の字を分解すると「八」「十」「一」となることに由来します。

 

◆米寿ベイジュ(八十八歳)

「米」の字を分解すると

「八」「十」「八」となることから、

長寿のおまじないとして

鳩の飾りのついた鳩杖を贈る習わしがあります。

 

◆卒寿ソツジュ(九十歳)

「卒」の略字「仐」が「九十」と読めることに由来します。

 

◆白寿ハクジュ(九十九歳)

「百」の字の上部にある「一」を取ると

「白」となることに由来します。

 

◆上寿ジョウジュ(百歳)

長寿を上・中・下に分けたうち、

百歳は最も長いことから名付けられました。


中寿は八十歳、下寿は六十歳のことを指します。

 

 

【健康寿命は幸福寿命】

2016年9月1日の時点で日本全国の

100歳以上の高齢者は6万5000人余りで、

去年より、およそ4100人増え、過去最多となったことが

厚生労働省のまとめでわかりました。

 

過っては60歳から高齢者と呼んでいましたが、

平均寿命が延びているので近年は高齢者は65歳からとされています

 

後期高齢者は75歳にならないと「敬老の日」に

自治体からお呼びがかからない昨今です。

 

これからも平均寿命は伸びることでしょうが、

健康寿命を延ばす施策が益々重要になります。

 

個人的にも意識をもって「生きてきてよかった」と

思える幸せな人生を全うしたいものです。

 

健康であることが幸福に繋がります。

 

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