【脳活通信45】知識と智慧チエ と知恵

毎日が情報であふれかえっています。

 

あなたは、それを何で取捨選択していますか?

 

時代に遅れまいと・・・

CMに踊らされ・・・

流行を追いかけ・・・

仲間外れをおそれて・・・

同じ品物を、

同じ服装をして・・・

同じ行動をしている人を

多く見かけます。

 

先日、中高年の方お二人に

食生活の相談を受けました。

 

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目次

【知識と智慧チエ】

≫伝え聞いたものは自らが体得したものではなく、

全てを知ることは出来ない。

 

それは、知識(記憶)であり智慧ではない。

 

人間を導き苦しみから解き放つものは、

知識ではなく智慧である≪ ブッダ

 

智慧は、人間的思考(好き、嫌い、快、不快に分ける思考)を

行っている限り、

心の奥底に…脳の奥底に…潜在意識の奥底に…

眠っているのです。

 

 

それを心が曇っているともいいます。

 

 

≫賢者は、その事を知って、

快、不快に分ける思考によく気をつけ、

寂静の境地に至り、智慧を獲得する≪

 

とブッダは言っています。

 

 

【俳句の授業】

私は、幼い頃から、

親から、師と呼ぶ人、先輩 

などから言われてことは、

一度は実行してきたものです。

 

 

例えば

小学校6年生の国語の時間で、俳句の授業がありました。

 

古池や 蛙飛び込む 水の音   松尾芭蕉

五月雨を あつめて早し 最上川 松尾芭蕉

柿食えば 鐘が鳴る也 法隆寺  正岡子規

分け入っても 分け入っても 青い山 種田山頭火 

 

等の句を要約して…

“この様な素晴らしい句を読むことができるには、

毎日、5句俳句をつくることです。

周りの人々の生活の様子や自然の移り変わりをよく観察することです。

出来たら私がみてあげます”

と、担任のY先生はおしゃいました。

 

(* ̄- ̄)ふ~ん そんなものか」私は思いまいた。

 

それからは、

家族の生活の様子や店の小父さん、お姉さんたちの

言葉や表情、仕草や行動をよく観察する様になります。

 

愛犬ジュリー(ポメラニアン)のしっぽの振り方や目の表情で、

喜んでるのか、困っているのか、怒っているのかがよくわかり、

益々愛しくなってゆきますし、散歩中の山々、雲の動き、

アスファルトの割れ目の草花、

空気感までも敏感に、

季節の移る様子を感じとっていきます。。。。

 

でもでも、俳句をつくるところまでは…

 

 

夏休みがやってきます・・・

自由研究を何にするか???

 

 

そこで、一念発起‼

私は「毎日、5句俳句つくる」に挑戦することにします。

 

 

1日目 何と5つ…四苦八苦… 5・7・5 の中に季語を入れます。

2日~4・5日・・・いかに作句が難しいか・・・

あの授業で教わった句が

いかに素晴らしいものかを感慨深く、

何度も何度も口づさんだものです。

 

 

夏休みの中間登校日、

課題に取り組んでいる様子(記録)を

先生に報告する時がきました。

 

 

順番待ちの胸のドキドキを抑えるのに大きく一呼吸して、

ノートを先生に差し出します。

 

つたない俳句を見られるのが、恥ずかしくて、

ずーっと私はうつむき、

時折りチラチラ上目使いで先生の手元を見ていました。

 

 

Y先生は、ノートの表紙に書いてある

課題『一日に5句俳句をつくる』をみて

“ふーん・。・”

表紙をめくり、1ページ目…三重丸、2ページ目・・・

と続き…最後のページまで目を通して五重丸・・・

“続けましょう”と言ってノートを閉じ、

私に渡しました。

 

 

私は、後半の夏休みの間、

四苦八苦作句に専念。

 

 

中学時代、部活は茶道部を選択し、

茶道三昧で、すっかり俳句からは遠ざかっていました。

 

・・・18歳までの命とささやかれながら育った私は、

生きることへの執着が強くなり・・・

どうしても生命に繋がる句となり

文字として認めるのに

苦しくなっていたのです。。。

 

 

高校に進学すると中学で知り合った

茶道教授M宅(茶道部顧問T先生の先生宅)へ

親友2人と通い始めます。

 

M先生は開口一番

“茶道は生活芸術です。

お茶の飲み方、

お茶の立て方を学ぶだけでは

ありません”

 

乙女三人はショックを受け、

今風に言えばヤバイ❣❣❣

 

それからは、

綿々と受け継がれてきた、

日本の生活文化を学んで行くことが楽しく、

貴重な時間を過ごしている愉しみを味わっていきます。

 

ほどなく俳句を進められ…

吟行に参加したり、句会、句誌に投句・・・

 

・・・20代は俳句から、また遠ざかります・・・

 

10年後に、

レクリエーション運動と関り。

北九州市レクリエーション協会副会長であり、

現代俳句を代表する俳人山白虹老子と出会います。

 

代表句 「霧青し 双手を人に さしのばす」横山白虹句碑

 

数年後、白虹老子を団長とする

北九州市と中国大連市との友好都市締結後、

「北九州市文化交流訪中団」の秘書のひとりとして

日中国交樹立直後に中国(北京・大連・上海)を訪問して

本場の氣功に出逢います。

 

 

その後、4・5年に一度、文化交流で中国を訪問、

氣功の恩師

楊思根老子(当時:九州大学心療内科講師)

許紹廷老子(当時:大連理工大学教授)

と繋がり

現在の私があります。

 

 

情報は誰が発したものか、

によって取捨選択する必要があります。

 

 

その時、自分でできるものか否か⁉、

で、トライするか否か⁉、

思考錯誤してみることが大切ですね。

 

 

私は時折り、

歩を進めながら考えている時があります。

 

 

これでいいのか否か!?!?
トライしている過程を楽しんで行っているのか否か⁉、

苦痛なのか否か⁉・・・

工夫を加えてみると・・・

等々によって好き嫌いがきまります。

 

 

それは自身の潜在意識が判定しているのです。

 

 

ですから2・3日…三日坊主は、

恒常性が働き意識を…行動を変えることは出来ないのです。

★恒常性とは、自分自身の内部環境を一定の状態に保とうとする

生体機能のことを意味する概念です。

 

 

ですから

今の自分を変えたいと思うのなら、

現状を変えたいと思うのなら

3~4週間は、続けてみる必要があるのです。

 

 

続づけている過程で、

苦しくても楽しさを知ったり、

愉しくなったり…様々な感情が生まれてきます。

 

 

それはあなたの宝物(経験)で、

後の人生に役立つ経験値となります。

 

 

今日のクライアントさん達は、

人生を半世紀近くを歩んで来てるので、

彼等の経験値を確認する

サポートとなりました。

 

 

私は問い質すのでなく、

心の中で、反芻していただき、

その反応を観察してゆきます。

 

 

ですが、彼等は言葉に出して反応してきます。

 

次から次へと質問攻めにあいます。

 

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【知恵と智慧チエ】

≫その智慧によって、

あふれ出る苦しみの穴は塞がれ、

苦しみの降魔を退ける。

 

世間にはびこる執着の誘惑を乗り越え

遂には涅槃に至るのである≪ ブッダ

 

 

【知恵】

物事の道理を判断し処理していく心の働きのこと。

物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力のこと。

 

 

【智慧】

相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧

物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力のこと。

 

 

もっと分かりやすく言うならば、

『人間の知恵』に対して、『仏の智慧』と言うことになります。

 

 

『人間の知恵』は、今までの経験に照らして、

物事の良否を決めます。

 

 

様々な価値判断をしていきますが、

これらは全て一過性のものであり、

最終的には、そこから苦しみの原因である

多種多様な迷いが生じていきます。

 

 

これに対して、

『仏の智慧』は、真理の法に目覚め、

ありのままの姿をありのままに見ることが出来る境地を

体得することができる様になります。

 

 

それは『三法印』の道へと通じているのです。

★お釈迦様の教え「三法印」

 

その場しのぎの一時的な人間の知恵に頼るか、

永遠に綻(ほころ)ぶことのない仏の智慧を選ぶか、

これを選択するのは自由です。

 

 

但し、仏の智慧を選んだからと言って、

それが即座に身につく訳ではありません。

 

 

それは、光りへの道を定めたに過ぎず、

大切なのは、そこに向かって、

地道に一歩ずつ歩き出すことなのです。

 

 

この道には、残念ながら近道も抜け道もありません。

ただ一筋の光りを信じて、歩き続けるのみなのです。

 

 

すると不思議に、

心が落ち行き、

晴れやかな境地がやってきます。

こだわりのない、

一皮脱皮した私が訪れます。

 

 

【今日の一言】

真理を見極める智慧を養おう noukatuNoriko

 

されど、

私も拙ツタナ い人間です。

いつも冷静沈着とはいきません。

 

 

出会う人との関りで、

好き嫌いが反応する

偏桃体が異常興奮しない様、

常に氣功静功(静寂瞑想)を怠らず。。。です。

 

 

この静寂瞑想法で、

偏桃体が異常興奮状態にある

…環境の光や音、騒音に敏感…

ひきこもりの高校生Mさんは、

室内でもサングラスを外すまでになり

「京大を目指す」と宣言するまでに、

回復しています。

 

引き続きサポートして行きたいと思っています。

 

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あなた様の幸せな日々に、お役に立てれば幸いです。

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