氣功の静功(静寂瞑想)とブッダのヴィパッサナー瞑想
目次
【ブッダの瞑想】
ここ十数年ほど ブッダの瞑想:ヴィパッサナー瞑想 が
我が国でも盛んになっています。
虚弱体質と交通事故のむち打ち症(21歳)を克服するために、
養生氣功にと取り組み始めて、
内氣功の静功(心を空にする瞑想:静寂瞑想)時に起こる
様々な出来事の不思議を体験してきました。
★内氣功(軟氣功)=自身で行う治療法(調身・調息・調心)のこと。
その過程で、
サイキック…予知能力、気づき…に目覚めて
行ったのです。
【日本に伝わったお釈迦様の教え】
内氣功は運動(動功法)をした後に、
静功(心を空にする瞑想)を必ず行います。
又は静功(静寂瞑想)ノミを行う時もあります。
西洋の若者たちが東洋思想に憧れ、
世界を放浪したヒッピー時代から
「座禅」「ヨガ」「氣功」「レイキ」など
綿々と
生命力を強化する行動が静かなブームとなっています。
私も、ご多聞にもれず、
心の愁訴感、虚無感を埋めるべく氣功の静功に励んでみますが、
なかなか頭の中を静寂にする…
❝頭を空っぽにする❞ ことができませんでした。
邪念がおこり、あれこれと思考が始まります。
それを克服するために
また「静功:静寂瞑想」にもどります。
★ 氣功の静功は「頭を空にする瞑想」で気を練るといます。
私はこれを静寂瞑想と呼んでいます。
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昨今の仏陀関係の本を読むにつけ、
「氣功の静功」は「ブッダの思考」から
「ブッダの瞑想:ヴィパッサナー瞑想」に
由来していることに気づくのです。
【仏とお釈迦さま】
仏教は
今から2,550年前のインドでお釈迦様によって
開かれたといわれています。
が、仏教としたのはお釈迦様ではなく、
その弟子たちだったのです。
入滅後インドから
色々な宗派に分かれ、
南伝仏教、北伝仏教と
称されて全世界に広がって行きます。
お釈迦様入滅後、
200~400年たって成立した北伝仏教(大乗仏教)は、
その間、編纂した弟子たちの考えが加わり、
またその土地の民に理解しやすいように教えが付加されてきていき、
伝播され、中国、チベット、朝鮮半島での翻訳を経て
また、遣唐使、遣隋使 等で中国から
日本へと伝わったものなのです。
また
我が国でも
新たな宗派に分かれて今日に至っています。
ですから日本の仏教は、
お釈迦様の元々のアイデアがうまく伝わっていない
きらいがあるのです。
本来お釈迦様の教えは、
きわめてシンプルで、
かつ論理的で誰でもが実践できる
幸せへの道を説いたものなのです。
お釈迦様(ブッダ)は宗教家でなく、
この世で幸せに生きるための
修行者、哲学者、思想家、氣功師だったのです。
その実践の方法が「ヴィパッサナー瞑想」なのです。
これが、お釈迦様がかの菩提樹の下で悟りを開いた瞑想 なのです。
かくしてお釈迦様は悟った人=仏陀と呼ばれることになるのです。
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【ブッダの瞑想:ヴィパッサナー瞑想】
ブッダの瞑想は「歩く瞑想」「立つ瞑想」「座る瞑想」があります。
これも氣功の「歩行功」「立位式静功」「座式静功:座禅功」と類似しています。
というよりブッダ瞑想を行って「頭を空っぽにする…氣を練る」ことを
行います。
それは、
どちらも右脳優位にすることを
絶え間なく行う瞑想なのです。
自身に起こっていること(センセーション:身体感覚)を
見つめて、ラベリング(言葉で実況中継)してゆきますが、
言葉少なく簡潔に
言葉を内語(黙って心の中で言うこと)します。
◆歩く瞑想(氣功歩行功)
1)ステップ1
① 両足を軽く開いてまっすぐに立ちます。
足の感覚に意識を集中させます。
② 普段歩くよりユックリ歩き始めます。
左右どちらの足からでも構いません
(ステップ2以降も同じです)。
③ 左から歩き始めたら、
まず左足が動いた実感に対して「左」と
内語で(ラベリング)で確認します。
④ 次に、右足を一歩前にだします。
「右」とラベリングします。
身体現象の後で、確認が後の原則があります。
これが少々困難なところです。
足が動いた実感に対してラベリングしないと、
だんだん掛け声やマントラ感覚になってしまいます。
ざわついた心が落ちつくまで行います。
2)ステップ2(歩行を2段階にわけて観察します)
① 両足を軽く開いてまっすぐに立ちます。
② ステップ1よりユックリと歩きます。
足が床を離れる感覚と着く感覚に分けて
ラベリングします。
足は高く上げず、
歩幅も爪先から踵巾ぐらいでよいでしょう。
感覚がハッキリ取れるまで続けます。
3)ステップ3(ステップ2の瞑想をさらに細かく観察します)
① 両足を軽く開いてまっすぐに立ちます。
ステップ2よりさらにユックリと歩きます。
② 先ず左足に意識を向けます。
体重のかかった圧迫感を感じます。
③ 左足をユックリと上げます。
地面スレスレ程度でかまいません。
④ 上げ終わったら「離れた」とラベリングします。
踵が上がり、
次に爪先が上がった感覚を感じても
「離れた」だけでよいのです。
以上の様な歩く瞑想は、
内氣功(軟氣功)の歩行功でも行います。
が、命門運動で全身を動かし氣を感じながら行います。
内語は致しません。
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◆立つ瞑想(氣功静功)
1)ステップ1
① 両足を軽く開いてまっすぐに立ちます。
② 自然に立った状態で、
左右どちらかやや強めに感じる足を選び、
その足裏にセンセーション:身体感覚を対象にして行きます。
左右の足に意識を移して行うと
一点集中が散漫になってしまいますので、
この方法がお勧めです。
時間の推移に沿ってセンセーションの変化を
観察して行きます。
③ 足裏全体でなく一点集中ですので、
踵もしくは爪先のどちらかに意識を集中させます。
⑤ 爪先に決めたら、
爪先が床と触れている感覚に「接触」と
ラベリングします。
⑥ 接触感が圧迫感を感じたら「圧迫」「圧」と
ラベリングします。
⑦ 圧迫感が微妙に変化して、
「ピリピリ」「ジンジン」とラベリングします。
⑧ 爪先のセンセーションより強い邪念が起きると、
「妄想」「イメージ」「雑念」とラベリングを行い、
中心対象の爪先に意識をもどします。
また、車の音、人の声、鳥の声が聞こえても
「音」とラベリングして、
中心対象の爪先に意識をもどします。
⑨ この立つ瞑想は歩く瞑想より優しくお勧めです。
また座る瞑想は腹式呼吸の膨らむ、凹むの感覚を観察して行きますが、
眠気が襲ってきますので、
やはり立つ瞑想がお勧めです。
ここでは座る瞑想 (座式瞑想)は割愛します。
★上記の( )内は、氣功と類似する功法ですが、
氣功の場合は、言葉でラベリングしないで、
状況の感覚を感じながら行います。
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【小周天から大周天で宇宙とつながる】
氣功の場合も立式静功で全身の氣の巡り
小周天から宇宙のエネルギーと融合する大周天を得るには、
立って行うことがベターなのです。
★小周天:気が体内を巡ること。
大周天:体内(小宇宙)と体外(大宇宙)との気が巡ること。
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どちらも気づき(サティ)が起こり、
善悪に左右されなく穏やかな心情が得られます。
【まとめ】
「ブッダの瞑想」は修行と呼ばれ、
「氣功の静功」は練功と呼ばれていますが、
氣功は宗教ではありません。
瞑想も宗教とは異なります。
氣功を長く行っていると、
お釈迦様までにたどり着いたということです。
ブッダの瞑想:ヴィパッサナー瞑想は
この世での生老病死の“苦しみの解脱”を目的としますが、
氣功は与えられた“命を全うする”ことを目的とします。
私は瞑想でこの世の苦しみから解脱し、
与えられた命を全うしたいと、
日夜氣功に励んでいます。
氣功練功時に、
ヒーリング音楽をBGMにして行っています。
YouTyoubeにも良いものがあります。
また、静寂瞑想時に528HzのBGMを併用して
練功することもお勧めします。
傷ついたDNAを修復するといわれています。
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