緑茶(日本茶)は鉄分の吸収を阻害する⁉

緑茶の持つすごいパワーが、

紹介されて久しいです。

 

ガン予防や生活習慣病予備群対策に、

美容に歯周病、インフルエンザ予防に

有効だと再評価されています。

 

が、有効性ばかりではないのです。

 

私もご多分に漏れず、

緑茶は好物です。

 

日本人なら、

いや日本で育った人ならわかりますが、

母乳から離乳食に変わる時、

最初に口にするのは・・

お茶(うす口)から…のも日本風で、

日本人でお茶は嫌いという方は少数派です。

 

私もその一人です。

 

ですが、お茶も身体に害を及ぼす食品なのです。

 

このことは、あまりにも知られていないのです。

 

それは、メディアでもwebでも

報道されていないからです。

 

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私はこの世に仮死状態で生まれ、

保育器で3ケ月以上過ごしたそうで、

幼い時から医食同源食養生で育ちます。

 

学生の頃、献血に向かない体質と分かり、

慢性的な低血圧と貧血症体質でした。

 

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目次

【貧血と緑茶】

毎日気合を入れて起き上がりますが、

午前中はエンジンがかからず、

虚弱な体質を隠して仕事をしていましたので、

…21歳の時の交通事故後遺症もあり…

段々と体が重ダルク、膠原病の様な状態になり、

…これでは仕事をあきらめるしかないか。。。と

東洋医学医学治療 鍼灸・按摩やカイロプラクティックなど

を転々としていました。

 

私と同じ様な症状が改善されたという医者を

知人から紹介され、

診療検査で、

極度の貧血症状とわかり、

ホットしたしだいです。

 

体内で血液の生産性が弱い体質と判明し、

食生活の中でも

緑茶を禁止されました。

 

緑茶成分の中に血液精製に重要な体内にある鉄分を取り込み

体外に排出する作用があるのです。

 

それを、医者に言われて初めて知りました。

 

それまでは、良いことばかりしか認識しておらず、

いつしか食事と共に、緑茶(煎茶)を飲んでいました。

 

そういえば、

幼い頃は、食事の時のお茶は、

ほうじ茶か麦茶でしたっけ・・・。

 

 

私は、13歳の頃から茶道を習っていて、

毎日の生活の中で煎茶をたしなみ、

私はコーヒーよりも緑茶か嗜好品でした。

 

 

緑茶が私にとって、

ダメージを与えると知った私は、

13歳の頃からたしなんでいた

茶事三昧を断念し

茶道教室を閉じることに・・・

緑茶断ちを始めます。

 

35歳の時でした。

 

それからは、

東洋医学の薬草を学び、

麦茶やほうじ茶、ドクダミ茶、ヨクイニン茶、健康茶など

常用する様になります。

日本のお茶の歴史は、奈良時代の初期、中国から仏教とともに伝わったのが始まりで、当時は万能の薬(不老長寿の仙薬)として珍重されました。

 

お茶は薬草(薬)です。

その人の体質や

使い方によっては、毒にも薬にもなるのです。

 

正しく飲む習慣を身に付けることが大切なのです。

 

 

【喫茶の歴史】

喫茶の風習は元々中国の唐代から宋代にかけて発展したものです。

日本には遣唐使によって伝播デンパします。

 

当時の喫茶は固形茶(団茶)を粉末にして茶釜で煎じる団茶法でした。

 

あなたは、昔ばなし「ブンブク茶釜」の話しをご存知ですか?

江戸中期時代の草双紙(絵入り娯楽本)に語られています

群馬県館林市茂林寺に伝わる伝説で、

茶釜から顔や手足を出した狸の姿や傘を持って

綱渡りをする姿が思い出されますが、

この時代までは茶を専用に煮だす釜があったのです。

ぶんぶくちゃがま – ぶんぶく茶釜(日本語版)アニメ日本の昔ばなし

 

◆団茶法

団茶は餅茶とも呼ばれ,蒸した茶葉を臼でつき乾燥させ,

固められたものです。

 

飲む場合は,その団茶を火であぶり,

砕いて粉にし、熱湯の中に入れて(茶釜で)煮るというもので、

塩や葱(ねぎ)、薑(はじかみ)、棗(なつめ)、橘皮(きっぴ)、

茱萸(ぐみ)、薄荷(はつか)などをも混入して喫茶していたようです。
  

正に漢方薬…薬として喫茶していたのです。

 

漢方は身体に優しい感がありますが、

どんな漢方薬でも

多飲しては、身体に害をもたらすのです

 

◆抹茶法

抹茶法が伝わったのは鎌倉時代とされています。

その伝来は、臨済宗の開祖となる栄西が1191年中国から帰国の折に、

九州博多に茶の種を植え、

その茶種と作法、その飲み方などが日本各地に広まったという説が有名で

それを千利休が日本固有の茶道として大成してゆきました。

日本茶発祥の地、日本最初の禅師 博多の聖福寺

 

抹茶(中国喫茶史では点茶法(てんちゃほう)と呼んでいる)の発生は、10世紀と考えられている。文献記録は宋時代に集中しており、文献では龍鳳団茶に代表される高級な団茶を茶碾で粉末にしたものを用いており、団茶から抹茶が発生した経緯をよく表している。この抹茶を入れた碗に湯瓶から湯を注ぎ、茶筅で練るのが宋時代の点茶法であり、京都建仁寺鎌倉円覚寺四つ頭茶会はこの遺風を伝えている。

                             ウィキペディアフリー百科事典

◆煎茶法

江戸時代の初めころからは明代の煎茶法がしだいに一般化し,今日に至っている。つまり煎茶は,茶の飲み方としては,もっとも新しいということになるが,明代以前の中国に煎茶法が行われていた可能性もあり,今日日本で抹茶が併飲されているように,団茶,抹茶,煎茶の時代区分を厳密に分けることは難しい。… 煎茶道

 

 

【緑茶(日本茶)の効能】

1.カテキン・タンニンが豊富:抗酸化作用と脂肪を燃焼する効果、抗菌作用、 便を硬くする効果、止血、鎮痛作用

カテキンの抗酸化作用は過剰な活性酸素を還元し、

免疫力を高めるためがん予防や、

緑茶でウガイすると抗菌作用で、

歯周病予防に期待できます。

 

タンニンは緑茶の苦み成分で、便を硬くする効能があるため、

軟便や下痢でお困りの方にはおすすめです。

カテキンは、ポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋みの主成分です。カテキンの語源は、茶葉中に形の違う4種類のカテキンが存在しています。
• エピカテキン
• エピガロカテキン
• エピカテキンガレート
• エピガロカテキンガレート

 

このタンニンのこの効能が

あまり知られていないのです。

 

タンニンは鉄分の吸収を阻害するのです。

お茶に含まれるタンニンは鉄分とくっついて吸収を妨げる作用があります。

 

その為鉄分を摂る事が求められる妊婦さん

貧血気味の方は、タンニンが含まれる飲み物は

なるべく避けたほうがいいのです。

 

また、高齢になると血液の生産機能が低下します。

濃い緑茶はさせる様におすすめしますね。

 

医者からもそのような指示があるかと思います。

 

 

2.ビタミンCも豊富: 肌を美しく保つ美容効能、風邪予防。

 

言うまでもなく、あなたもご存知なことです。

 

3.カフェイン: 覚醒効果、利尿作用。

緑茶に含まれるカフェインは、100mlあたり20mgほど、玉露では160mgほどです。ちなみに、コーヒーは100mlあたり60mgほどのカフェインが含まれています。玉露の方がコーヒーよりも多くカフェインが含まれている。

お茶にカフェイン‼

は、余り知られていませんね。

 

緑茶の中にはカフェインが多く含まれますから、

これの作用によって頻尿になります。

 

体内では血管内と血管外(細胞の中)に水分が貯留されていますが、尿として出されるのは血管内からのみなのであまりの量が尿として排泄されると、細胞内の水分が移動して血管内に入り、喪失した分を補います

 

ですので、

健康上カフェインの過量摂取は

カフェイン中毒を起こすこともありますので注意が必要です。

 

寝る前の煎茶はカフェインの作用により安眠が妨げられます

のでおすすめできません。

 

 

4.緑茶には香りにも効能が!- 300種の香気成分でリラックス

緑茶には、ピリジン、イソドール、クマリン、マルトール、ジヒドロアクチニジオライド、メチルサリチレート、4-ビフェノールなど300種類ほどの香気成分が含まれています。

 

リラックス効果が期待できます。

さわやかで香ばしい香りは何とも言えない幸福感を与えてくれます。

緑茶を飲むときは、ぜひ香りも愉しみましょう。

 

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【急須とペットボトルの緑茶の違い】

近年ではペットボトル入りの緑茶がたくさん売られています。

成分が気になりますね。

調べてみました。

 

   ◆急須とペットボトルの緑茶の成分の違い

成分 急須 ペットボトル
カテキン 多い 少ない(5分の1ほど)
ビタミンc やや多い 多いが添加されている
香り 良い 弱い
添加物 無し 有り

 

明らかに急須で飲む方が成分的には優れていることが解ります。

 

カテキンはペットボトルのお茶にはあまり含まれていません。

 

急須で淹れたお茶の5分の1ほどとされています。

 

ビタミンCはペットボトルのお茶に多く含まれていますが、

酸化を防ぐために添加されたものです。

 

緑茶の魅力である香りもペットボトルでは薄いです。

 

でもペットボトルは近年、特定保健用食品や製法、

旨みにこだわった商品を多く出ていますし、

ペットボトルのお茶にも利点があります。

 

飲みたいときにすぐに飲めますし、

携帯性にも優れていますので、

ペットボトルと急須の使い分けをうまくしていくといいですね。

 

 

【緑茶を飲む時の注意点】

1.お茶は身体を冷やす飲み物です。

それを冷やして飲むと

更に身体を冷やしてしまいます。

 

冷え性の要因にもなりますし

ますます頻尿になりますので、

要注意です。

 

2.緑茶は食事の時に緑茶を飲むのは避けましょう。

なぜなら、食物に含まれている鉄分を緑茶の成分(タンニン)が

体外に排出してしまうからです。

 

ですが4~5煎目でしたら

成分が薄くなっているから

よしとしましょう。

 

 

2.食事の時のお茶は、

ほうじ茶か麦茶、プーアル茶、ウーロン茶 等がおすすめです。

 

食後30分ほど経つと、

煎茶を出してくれる鮨屋さんは、

そのことをチャンと知っているのです。

 

回転寿司屋でもお茶は焙じ茶でしょ!

 

茶道の初釜でも、懐石料理時には、お茶や飲み物は出しません。

 

料理終了後、茶事が始まり抹茶をいただく頃は、

食後20~30分は経っているのです。

 

この食習慣は家庭でも、

昭和の高度成長初期頃までは、一般的でしたっけ・・・。

 

妹の食卓でも、友人宅でも、

食事に一煎目の煎茶が出てきます。

 

私は分けを言って、

白湯を頂くことにしています。

 

けっして煎茶を飲まないのではありませんョ。

 

元来、緑茶は好物な私です。

 

食間には時たまいただきますよ。

 

訪問宅で、コーヒーorお茶と問われた時は

お茶(煎茶)を頂いています。

 

雰囲気を壊さない程度に気を使っています。

 

でも多飲はしません。

 

また、

現在は、茶道(抹茶)でなく

会話を楽しむ中国茶芸を愉しんでいます。

 

 

 

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