氣功の調飲食(医食同源)その4「身体がダル重くありませんか?」それは水毒かも!
目次
【梅雨どきの体調】
梅雨時です。
外はシトシト、
家はジメジメ、
体はダル重の日々ですので、
東洋医学でいうところの「水毒」の状態になる時です。
何だか怖い言い方ですね。
【“水毒”とは】
東洋医学では「水 スイ」のことを「津液 シンエキ」とも呼びます。
「水 スイ」とは飲食物に含まれる水は「脾」によって分けられ、
更に小腸・大腸で清らかものと濁ったものとに分けられ、
清らかな水の成分が「水 スイ」となります。
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◆水〈津液)とは
涙や唾液、多くの分泌液の素で、
皮膚、髪の毛、粘膜などを潤し関節などの働きを滑らかにします。
けれど、「水 スイ〈津湿)」は
血管外に出て行くため皮膚や関節内に溜まり、
むくみの原因となるのです。
また、身体の中の余分なものと結びつき、
身体が重い、だるい、胃腸がムカつくなど
の症状となります。
ですから
水分代謝が悪いと「水毒」となるのです。
この溜まった「水〈津液)」を東洋医学では
「水毒」または「痰湿 タンシツ」ともいい
関節リュウマチや喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、
冷え性などの原因になると考えられています。
◆水毒の代表的な症状チェク
あなたは
① 梅雨時や雨の日に体調を崩しやすいですか?
② 身体がだるく重くありませんか?
③ 朝起きられない、または起きるのが辛くありませんか?
④ 手足がむくんでいませんか?
⑤ 舌にべっとりと苔がついていませんか?
⑥ 胃がムカムカしやすく空腹感がないですか?
⑦ 痰や唾液の量が以前より多くなっていませんか?
⑧ 多汗ではありませんか?
⑨ お腹を押すとポチャポチャ音がしませんか?
⑩ 乗り物に酔いやすくありませんか?
⑪ 体が冷えていませんか?
⑫ 低体温になっていませんか?
私はアレルギー体質で
食物アレルギーとアレルギー性鼻炎、冷え性があります。
ですから、冬季や梅雨時は特に飲食に気を配っています。
日本風土に合った薬膳料理を「和薬膳」といいます。
江戸時代の貝原益軒養生訓が基となって民間に広く伝わり、
私も幼い頃から
・食養生 ≪暑くても氷水・アイスクリームはダメ、
毎日ニンニク1片・リンゴを食す、食事は腹八分など≫と
・生活習慣 ≪早寝早起き、頭寒足熱:足やお腹を冷やさない、
風呂上りには両膝から下に水をかけて上がるなど≫を
厳しく教わりました。
★最もその頃は食糧難で、すぐにお腹が空いていた感じでしたネ!
その和薬膳では、
「水 スイ」の代謝を良くし、
むくみ解消に働く食べ物を食して改善をはかります。
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◆水毒(痰湿タンシツ)に適した食材
玄米、小豆、ハト麦、そば、海草、きのこ、
タケノコ、ナス、アスパラガス、カボチャ、
ジャガイモ、こんにゃく、バナナ、ウーロン茶、プーアル茶 など。
◆水毒(痰湿タンシツ)に適した薬膳食材
生姜、山査子サンザシ、緑豆、ヨクイニン(ハト麦)、
決明子ケツメイシ(ハブ茶)、茯苓ブクリョウ など。
◆水毒(痰湿タンシツ)の人が控えたい食材
脂肪の多い肉類、ベーコン、卵黄、イクラなど魚卵類、
高脂肪食品、味の濃いもの、炭酸飲料、氷水(冷えた飲料)、
アイスクリーム、キャンディー、カキ氷 冷やした食材(常温は良)など。
【“津液虚シンエキキョ“とは】
★「水〈津液)」が不足した状態を「津液虚 シンエキキョ」と呼びます。
この症状はストレス、過労、睡眠不足、食生活の乱れが原因で起きやすくなります。
◆津液虚の代表的な症状チェック
① 皮膚がかさつきませんか?
② のどが渇きますか?
③ 風邪を引いた後に空咳がありますか?
④ 手のひらや足の裏がほてりますか?
⑤ 寝汗をかきますか?
★辛いものや脂っこいもの、お酒、たばこなどは、
身体の水分を消耗する性質がありますので、
取り過ぎないようにしましょう。
胃腸消化吸収が弱っていると、
取り入れた水が活用されることができず、
「必要な水は不足しているのに、
余分な水分はあふれている」という状態になります。
水を飲んでものどの渇きが治まらず、
お腹でポチャポチャ水が溜まっている人は、
いくら水を飲んでも水不足を解消することはできません。
常温の水やお湯を少しずつ飲んでのどの渇きを治めましょう。
◆津液虚に適した食材
豆乳、豆腐、豚肉、鴨肉、鶏肉、すっぽん、
ハマグリ、アワビ、レンコン、ピーマン、
トマト、梨、ライチ、レモン、メロン、ミント茶、緑茶 など。
◆津液虚に適した薬膳食材
高麗人参、黒米、百合根、胡麻子、銀耳 ギンジ、山薬、菊花 など。
◆津液虚の人が避けたい食材代
香辛料、薬味野菜、冷たいもの など。
【まとめ】
症状チェックでは、
あなたは、いかがでしたか?
日々口にする物で、身体は作られたます。
体質改善は食生活からです。
お腹を満たすだけの食生活を見直してください^^
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あなた様の日々の健康維持増進に、お役にたてれば幸いです。
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