あなたのこころの疲れを氣功呼吸法で払いましょう!
目次
【脳疲労チェック】
先ず、次の問いにお答えください。
□寝つきが悪い。
□気持ちが暗くなる。
□イライラする。
□食事が美味しくない。
□体を使わないのにへとへとだ。
一つでも、当てはまった方は、
心≪脳≫が疲れている≪脳疲労≫なのです。
十数年前より、九州大学名誉教授・医学博士:藤野武彦先生が、
長年の臨床医学と並行して、
普通の人の健康をいかに増進させるかという「健康科学」の研究に従事し、
BOOCS理論を提唱、新聞や雑誌を通してダイエット法として認知され、
多くの実践者を成功に導いています。
それ以来上記の様な疲労状態を、
『身体疲労』に対して『脳疲労』と呼ばれています。
★ 参照:2007年8月より毎日新聞「我慢するのはおやめなさい」で連載され、
2010年2月PHP文庫より「脳の疲れを取れば、病気は治る」と改題して出版されています≫
ストレス社会の現在、老いも若きも『脳疲労』している現状です。
ストレスに強くなるには、自分を客観視できる様になることです。
主観と客観は、主観が悪くて、客観が良いと言うことではありません。
脳が元気になると、自分も他人も客観的に見ることができる様になります。
精神的に弱いと言うことは、
実態を客観視できないということなのです。
以前は出来ていたのに、
何故か自分をせめ、または他人のせいにするる…
脳が疲労:未病状態なのです。
【脳疲労を解消する方法】
どうしたらいいのでしょう?
自分自身を解放することです。
どのように解放するのか?
宇宙:虚空を感じて静寂のひと時、
静功:静寂瞑想を一日に一度、行いましょう。
何時?
初めは、就寝2・30分前に、少なくとも初めは3~5分間でよいのです。
なれてくると、何時行って ≪練功≫ もかまいません。
養生気功では、その運動を静功と呼びます。
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【内(軟)氣功は医療行動学】
東洋医学:気功では、身体を動かさなくとも運動とみなします。
氣(生命エネルギー)・血・水は、体内を動いているからです。
気功は、その氣(生命エネルギー)を活性化することを
自らが行う医療行動学なのです。
その一方法を紹介しましょう。
【就寝前の内(軟)氣功練功の手順】
Table of Contents
◆調起居:環境を調える。
① 静かな環境であること。
② 室内の照明は、間接照明にしましょう。
③ 室内温度は、寒からず、熱からず!
④ 大小便をすましておく。
⑤ 就寝前なら体を締め付けているものは外し(腕時計も)、
パジャマ等に着替えましょう。
※終了後、直ぐに床に就くことが出来ます。
◆調飲食:口にするものを調える。
① 水分(100cc:コップ1杯程度)を取りましょう。
体を冷やさないために白湯が最適です。
発汗作用が活発になるからです。
② 終了後も水分補給しましょう。
◆調身:身体を調える。
≪座位リラックス状態:気の通りをよくする状態にします≫
① 椅子に深く腰掛ける。ソファーは腰が沈むので避けましょう。
② 両膝を拳一つ離し、両足は並行に床に接する。
③ 頭頂のくぼみ(百会ヒャクエ)と肛門と膣(睾丸の付け根)を
結んだ中央(会陰エイン)を直線(中脈)にして座る。腰を反らさない。
④ 一度両肩を上げ力を抜き下ろす。
⑤ 両脇を卵一つ分空け、両手は両膝の上に、手の平を上向きにして置く。
⑥ 舌先を上歯茎裏にあて口を閉じ、マブタは半分閉じます。
◆調息:腹式呼吸で息を調える。
① お腹の底から…大きく息を口から吐きます。
② 鼻から空気を吸いながらお腹をふくらす。吸う時は、
舌先を上歯茎裏に当てて行う。
③ お腹を凹ましながら吸った時より、
ゆっくり細く長く口から息を吐く。
吐く時は舌先を裏歯茎裏から外して行う。
④ 吸う:1.2.3 吐く:4.5.6.7.8.9.10(10秒間/呼吸)と
心の中で数えながら4・5回 行いましょう。=数息呼吸
⑤ 吸う:1 対 吐く:3(初めのうちは1対2でも良い)の長息呼吸で、
ゆったりした感覚をつかみましょう。
★上記を5~10分間行うことでも自立神経が調います。
①~⑤ 舌運呼吸+複式呼吸+数式呼吸を調息呼吸で行うことになります。
⑥ ゆったり感覚がつかめたら、舌先を上歯茎裏にあて口を閉じます。
⑦ 鼻で長息複式呼吸を続けます。
◆調心:心(脳)
を調える。
① 百会から宇宙の氣(生命エメルギー)が
針の先から頭の中に入ってくるイーメイジをして、
中脈を通って下腹部の真ん中(下丹田カタンデン)に導き《ここまで吸う:1》、
下腹部の真ん中に風船の様に気が満ちるのをイメージする《ここまで吐く:3》。
≪導引呼吸≫これを2・3回繰り返すと
体が温かくなってくるのを感じることが出来ます。
② イメージを止め、下丹田に意識を移し
≪意守下丹田≫脳を空の状態:何も考えない状態にします。
このあたりになると、上半身が揺らぎ始めるでしょう。
《小周天(氣が体内を循環する)が始まったのです》
その揺らぎを愉しみましょう。2・3分間~10分間。
≪邪念が起きたら、数息呼吸か導引呼吸に戻りましょう≫
この脳:上丹田を空にする≪静功≫ことが、
脳を元気にすることになり、疲労した脳は回復し
免疫力がUPするのです^^
私はこの思考をしない瞑想…静寂瞑想と呼んでいます。
体内を小宇宙と言い、
体外を大宇宙と言う考え方を氣功ではします。
宇宙は、遠い空の向こうにあるのではなく、
貴方の周りにあるのです。
宇宙と同じ物質で私たちの体は形成されているのです。
さらに続けていると
小周天(体内で氣の循環)から大周天(体外氣と体内氣の循環)へ………
これが瞑想で宇宙と繋がるということです。
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◆収功:下丹田に氣を収める。
① 両手の平を膝から左右に離し、
手首を返して両手の平で、
地(陰)の氣:エネルギーを意識して受けるとイメージをします。
② 徐々に両腕を上げながら、手の平を上に返して、
天(陽)の氣:エネルギーを受けるとイメージをします。
③ 両手を頭上で合せ陰陽の氣を一つにし、
針の先で百会から注ぎ込むイメー ジで中脈を通って下丹田に導きます=
両手は、顔前を通って下腹部臍下3cm:氣海穴に、
右手の平中央(労宮穴)と左手の平 労宮穴を重ねて腹前に置きます。
★男性は、左手の上に右手を重ねて下さい。
≪氣海穴を下丹田と勘違いしないようにしましょう。
丹田は体内の中の意識でつくる薬の田圃なのです≫
④ 口の中の唾液をゴックンと意識して飲みます。
唾液は食道を通って胃に留まりますが、
意識は下丹田に収めます。
お腹の中がホッコリと温かさを感じるでしょう。
⑤ 近くの景色を見て、遠くの景色を確りと見開いて覚醒します。
心:脳は体を支配しています。
心:脳が元気になれば、数々の生活習慣病を回避できるようになります。
時折り、前条の脳疲労度チェックをしましょう。
しかし、未病末期状態(当てはまる項目が多い)の時は、
心療内科で診ていただきましょう。
心身を元気にすると~体内の免疫力が高まり…
自然治癒力(自らが治す力)が高まってまいります。
就寝前の健脳タイム!…は
脳活タイムでもあります。
就寝前の5~10分間!日課になるといいですね。
良い睡眠と良い目覚めが、貴方に訪れることを願っています g(^O^)g
それでもなかなか取れない心身の疲れにお勧めの音楽です。
精神的・肉体的な疲労回復に(YouTyoubeへリンク)
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