氣功の調食(医食同源)その3「健康寿命を左右する食材」
目次
この章は、食物の身体を冷やす食べ物、
温める食べ物について記述いたします。
なぜなら、
バランスを欠いた食生活で低体温症になるからです。
【健康寿命は食べ物で決まる】
Table of Contents
◆低体温症
身体が低体温症になると
・免疫力が低下し、
・感染症・病気にかかりやすく、
・アレルギー症状が出やすい。
・脂肪を燃焼しにくくなり、
・太りやすく、
・細胞の働きがにぶり、
・早く老けます。
◆食生活の乱れ
食生活の乱れは
精神的ストレスに対抗するため、
・アドレナリンが過度に分泌され、
・血管を縮めて血行を悪くすると同時に、
・血液中のコレステロールや
・中性脂肪を増加させて
・血液を汚すことになり、
・うつ病、
・脳梗塞、
・高血圧症などを
発症する要因となります。
過度のダイエット、
朝食抜きの生活、
またマラソン中でも
低体温症は起こります。
低体温症は秋から冬に多く発症すると言われていましたが、
冷暖房の効いた環境で生活している昨今は、
いつでもなる症状なのです。
まずは。食生活から改善してまいりましょう。
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【身体を温める食べ物】
身体を温める食べ物は、
体を温め冷えを除き新陳代謝を盛んにします。
★帰経とは食べ物や薬がどの臓器や経略に作用するかを示すものです。
◆温性食品
◎野菜・果物
・カボチャ[旬:夏]【帰経:脾・胃】
・小松菜[旬:冬]【帰経:肺・肝・脾・大腸・胆・胃】
・ニラ[旬:冬・春]【帰経:肝・腎・胃】
・ネギ[旬:冬]【帰経:肺・胃】
・ニンニク[旬:春~夏]【帰経:肝・腎・胃】
・桃[旬:夏]【帰経:心・肝・大腸】
・みかん[旬:秋~春]【帰経:肺・胃】
・梅[旬:初夏]【帰経:肺・肝・脾・大腸】
・クルミ[旬:秋]【帰経:肺・肝・腎】
◎魚介類
・鯛[旬:冬~春]【帰経:脾・胃】
・アジ[旬:夏]【帰経:脾・胃】
・マグロ[旬:冬]【帰経:脾・胃】
・エビ[旬:夏]【帰経:肝・腎】
・ウナギ[旬:晩秋~初冬]【帰経:脾・腎・胃】
◎肉類
・牛肉【帰経:脾・胃】
・羊肉【帰経:脾・腎】
・鶏肉【帰経:肝・脾・胃】
・鹿肉【帰経:肝・脾・腎】
◎その他の食材
・ヨーグルト【帰経:心・肺・大腸・脾・胃】
・チーズ【帰経:心・肺・大腸・脾・胃】
・キビ【帰経:脾・胃】
◎調味料・香辛料
・ワサビ【帰経:肺・脾・胃】
・酢【帰経:肝・胃】
◆特性食品
・砂糖(温・平・涼性食品:精製の仕方で異なり、
原材料のままであるなら温性食品)【帰経:肺・脾】
・コショウ(熱性食品)【帰経:大腸・胃】
・唐辛子(熱性食品)【帰経:心・脾】
身体を冷やす食べ物:身体を冷やし熱を除き沈静効果、炎症を抑えます。
◆寒性食品
◎野菜・果物
・ゴボウ[旬:初夏・秋・冬]【帰経:肝】
・レンコン[旬:秋・冬]【帰経:肺・胃】
・ナス[旬:夏~秋]【帰経:大腸・胃】
・タケノコ[旬:春]【帰経:大腸・胃】
・柿[旬:冬]【帰経:肝・胃】
・バナナ[旬:通年]【帰経:大腸・胃】
・イチゴ[旬:冬~初夏]【帰経:肺・肝・脾・大腸・胆・胃】
◎魚介類
・アサリ[旬:春・秋]【帰経:胃】
・シジミ[旬:晩秋~初冬]【帰経:脾・腎・胃】
・昆布[旬:夏]【帰経:脾・腎・胃】
・海苔[旬:冬]【帰経:肺】
◎調味料
・塩【帰経:腎・胃・大腸】
◆涼性食品
◎野菜・果物
・大根[旬:晩秋~冬]【帰経:肺・大腸・胃】
・ほうれん草[旬:冬]【帰経:肝・大腸】
・セロリ[旬:春~夏]【帰経:肝・胃】
・キュウリ[旬:冬]【帰経:肺】
・西瓜[旬:晩春~夏]【帰経:心・胃・膀胱】
・ビワ[旬:晩春~夏]【帰経:肺・胃】
・梨[旬:夏~秋]【帰経:肺・胃】
◎魚介類
・タコ[旬:冬]【帰経:肝・脾・腎】
・豚肉【帰経:腎・胃】
◎その他の食品
・納豆【帰経:胃】
・小麦【帰経:心】
◆特殊な食材
・馬肉(涼寒性)【帰経:肝・脾】
・粟(微寒性)【帰経:大腸・胃】
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◆寒・熱にも偏らない中性食材
中性食材は
滋養・強壮作用があります。。
◎野菜・果物
・ジャガイモ[旬:春・秋]【帰経:脾・大腸】
・サツマ芋[旬:秋~冬]【帰経:脾・胃】
・ニンジン[旬:秋~冬]【帰経:肝・脾・胃】
・キャベツ[旬:通年]【帰経:肝・胃】
・シイタケ[旬:春・秋]【帰経:肝・胃】
・アスパラガス[旬:春~夏]【帰経:肺】
・トウモロコシ[旬:夏]【帰経:肝・脾・腎・胃】
・ぶどう[旬:夏~秋]【帰経:肝・腎】
・リンゴ[旬:秋~冬]【帰経:肺・脾・胃】
・レモン[旬:秋~冬]【帰経:肺・胃】
・落花生[旬:秋]【帰経:肺・脾】
・ヨモギ[旬:春~夏]【帰経:肝・脾・腎】
◎魚介類
・サンマ[旬:秋]【帰経:脾・胃】
・サバ[旬:秋~冬]【帰経:脾・胃】
・カツオ[旬:初夏・秋]【帰経:胃】
・鯉[旬:初夏・秋]【帰経:脾・腎】
・鮭[旬:秋~冬]【帰経:脾・胃】
・イカ[旬:春・夏~秋]【帰経:肝・腎】
・アワビ[旬:夏]【帰経:肺・肝】
・牡蠣(カキ)[旬:秋~冬]【帰経:肝・腎】
・すっぽん[旬:冬]【帰経:肺】
・クラゲ【帰経:肝・腎】
◎肉類
・卵(中性・微寒性)【帰経:心・肺・脾・腎・胃】
◎その他の食材
・納豆【帰経:脾・胃】
・ハチミツ【帰経:肺・胃・大腸】
・牛乳【帰経:心・肺・脾・胃】
・米[旬:秋]【帰経:脾・胃】
・大豆[旬:秋]【帰経:脾・胃】
・ツバメの【帰経:肺・腎・胃】
◆調味料
・砂糖(温性・中性・涼性)【帰経:肺・脾】
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概ね、温暖なところで実る食材は身体を冷やし、
高地や冬の食材は身体を温めます。
東洋医学:氣功の調食は医食同源(薬食同源)という言葉のように、
薬と食べ物ははっきりと区別できるものではありません。
薬効の強いものが薬ということになります。
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【食材をみなおそう!】
漢方薬として用いるものは、
動植物を天日干したものを使用します。
昨今、生での食材よりそれを天日干ししたものの方が、
薬効がある食材となることを
テレビで、ラジオで、Webで、料理本で
盛んに発表されていることを、
あなたもご存知かと思います。
ただ、薬効だけで食するのでなく
体温を常に中庸に…36.5°~37°に
保つように食することです。
免疫細胞が活動しやすい状態を保つには
この体温を維持することが大切なのです。
冬野菜の中でもゴボウやレンコンは身体を冷やす食材です。
カボチャを加えて煮付けにすると中庸を保てます。
その時は白砂糖(寒性食品)ではなく、
てんさい糖かキビ糖、
または黒糖にすることをお勧めします。
牛乳(寒性食材)はとても良い食材ですが、
冷蔵庫で冷やした牛乳を飲むと
ますます身体を冷やしてしまいます。
温めて飲みましょう。
但し、多飲は厳禁です。
関連記事
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牛乳を元にして作られたチーズやヨーグルトは温性の食品です。
ナチョラルチーズは
乳酸菌や酵素が生きているチーズ
(プロセスチーズは殺菌加工しています)です。
牛乳はお腹がゴロゴロして苦手な方はチーズをお勧めします。
チーズは完全食品といわれるほど栄養価が高く
チーズのラクトフェリンと鉄分に、
ガンの抑制作用があることが発表されています。
ヨーグルトは
乳酸菌の働きでたんぱく質と
ビタミンB群は牛乳の4倍に増え、
それ以外のビタミン、カルシウム、オリゴ糖などが
バランスよく含まれています。
整腸作用で便秘解消、疲労回復、免疫力アップ、
老化防止、美肌効果などにも期待できます。
ヨーグルトは
牛乳よりも胃腸に優しく世界各地で長寿食として
愛用されている食品です。
適量食することをお勧めします。
日本人は、古代より菜食でした。
肉類、牛乳製品の分解酵素が体内に持ち合わせがありません。
バランスよく食した食材が、
体内に入って効果を発揮するにはその成分を分解する
「酵素」があってこそです
まだまだ、書きたりませんが、
追々書いていくことにいたします。
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