コンブ(昆布)水からコンブ(昆布)酵母へ

昆布は「よろこぶ」に通じる縁起物で

正月飾りでよく知られています。

 

これは単なる語呂合わせではなく、

栄養学的に見ても身体のために大変良い食材なのです。

 

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目次

【児童期から健康オタク】

私は仮死状態でこの世に誕生し…

虚辱体質なため、

東洋医学の医食同源の食生活と

養生訓で育ちました。

 

7歳の春、陽転しているにもかかわらずBCGを摂取され、

小児結核を発病!

18歳までの命とささやかれながら…

以来健康オタクに・・・・

 

21歳の5月5日に交通事故に遭遇し、

東洋医学の氣功に出逢います。

 

後遺症克服のため

食生活より、

心の健康から身体の健康に傾倒してゆきました。

 

中高年を前にして、

氣功(運動)の中でも食を調えること(調食)の重要性を痛感、

また便利なものに依存する生活習慣からくる

身体機能の低下…老化の加速化を

痛感する様になります。

 

私は常に、塩麴、昆布水、野菜・果物の酢漬けを常備して

毎食活用しています。

 

 

氣功塾(中高年者)の塾生と接していて、

我が身も行く道の姿を見るに付け

飽食の現状を抜け出す決心をしました。

 

 

【飽食を抜けだす】

先ず、

お金を出せば何でも好きな物を

お腹いっぱい食べることができる生活を見直す

様にしました。

 

現代の食生活では欧米化の料理が進み、

肉や加工食品を多く摂るようになって、

身体が酸性に傾きがちです。

 

健康体であるには体内が弱アルカリ性に保つことが大切で、

ここで、和食には欠かせない食材昆布に目をつけます。

 

うま味で、和風ダシにも煮物料理、ぬか床にも欠かせない

昆布はアルカリ性食品の中でもトップクラスの食材です。

 

昆布は理想の健康食品、と言っても過言ではないのです。

 

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【昆布の効能】

◆昆布の主な栄養素

・食物繊維 27.1%

・糖質   32.4%

・ミネラル(灰分) 19.6$

・タンパク質 8.2&

・脂質  1.2%

・水分  9.5%

★データーは真コンブの場合(日本食品標準成分2015)です。

 

低カロリーな食品ですが、それに加え、

不溶性食物繊維が胃の中で水分を吸収して膨らむため、

満腹感を得られます。

 

ゲル化された水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくり移動するため、

お腹がすきにくく、食べ過ぎを防ぎ、

食後の急激な血糖値の上昇を抑えるという作用があるため、

ダイエット食品として最適です。

 

 

1.食物繊維「アルギン酸」

水溶性・不溶性両方の食物繊維を含み、

デトックス効果があります。

 

・水溶性食物繊維のアルギン酸カリウム

・不溶性食物繊維のアルギン酸カルシウム

 

水溶性食物繊維は水に溶けてゲル化し、

体にたまった毒素や老廃物を排出する働きがあります。

 

不溶性食物繊維は水分を含んで膨張して腸を刺激し、

ぜん動運動を活発にするため便通がよくなり、

便秘の解消効果が期待できます。

 

水溶性・不溶性両方の食物繊維の働きで

腸内環境を整える働きもあり、

デトックス効果が大いに期待できる食べ物です。

 

 

2.フコイダン

昆布のヌメリ成分に含まれる「フコイダン」は、

色素(カロテノイド)の一種「フコキサンチン」には

抗酸化作用があり、

腸から免疫力を高める作用が顕著です。

 

 

乾燥昆布より水分を含んだ昆布は

体内に必要以上に発生する活性酸素の増加を抑え、老化を防止します。

昆布の含有量は多く、乾燥重量の約10%と言われています。糖質や脂質の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑えてくれます。

なのです。

 

ですから私は、

夜、昆布水を作り

翌朝の一杯を常飲しています。

 

 

3.ミネラル

可食部100g中のカルシウム量は、

カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素(ヨード)など

のミネラルは、体の組織を作ったり、

調子を整えたりする大切な栄養素です。

 

昆布に含まれるミネラルは牛乳の約23倍。

カルシウムは約7倍、鉄分は約39倍も含まれています。

ヒトの身体に流れる血液やリンパ液は、海水の成分と似ている

と言われています。

 

海で育つ昆布は、

海の中にあるミネラルを吸収して、

人間に有害な物はあまり吸収しないという特徴があるそうです。

 

だから、他の食品に含まれるミネラルに比べ、

昆布のミネラルは体内への消化吸収率が高く、

その約80%が体内に吸収されると言われています。

 

ヨウ素(ヨード)は、

体内の代謝を活発にする働きがありますが、

食べ過ぎると甲状腺の機能低下を引き起こします。

 

甲状腺の病気をお持ちの方は要注意です。

 

しかし、普通に食べる量では全く問題ありません。

 

 

4.フコキサンチン:色素成分

海藻に含まれる褐色の色素成分「フコキサンチン」は、

脂肪の蓄積を抑えます。

 

また、

たまった体脂肪を燃やすたんぱく質「UCP-1」の活性を上げる

というダブルの作用があります。

 

主に内臓脂肪に届いて作用し、

高めの血糖値を下げ

筋肉での糖の利用を促します。

 

 

5.グルタミン酸:うまみ成分

うまみがあると、おいしいと感じられる塩分濃度を

低く調理にすることができるため、

美味しく減塩することができます。

 

グルタミン酸は、

胃にあるセンサーに作用して

胃腸の働きを良くし過食を防ぐのです

 

また、

ドライアイや飛蚊症も改善することも知り

私は、上記の効能もあり

時短料理で

出し汁を取ったりする手間を省くためにも

コンブ水を常用してきました。

 

 

◆昆布水の作り方

材料 昆布(出し用)10g 水1ℓ(ミネラル水がおすすめ)

➀ 昆布を霧吹きで湿らせて切りやすくします。

② 昆布をキッチン用ハサミで1~2㎝幅にきざみます。

切る向きはどちらでも良いです。

★昆布は水分を含むと、思った以上に膨らみます。

③ ポットに②をいれ水を注ぎます。

一晩(3時間以上)冷蔵庫で寝かせれば出来上がりです。

 

私はこれを毎朝、レンジで1分間チンして50~100㏄飲んでいます。

 

・昆布水は

味噌汁、煮つけ、お好み焼き、ぬか床 等のも

うま味付けに使用しています。

 

 

・昆布は、

酢の物、チラシ寿司、煮つけ 等料理

も使用し、酢漬けにして、

「酢昆布」をおやつにします。

 

というより・・・・してきました。

 

 

なぜなら昨年からは、

使いきれない昆布水を

ほおって置くと、

昆布酵母になることを知り、

熟成させることにしたのです。

 

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【コンブ水からコンブ酵母へ】

昆布水を発酵させることで、

昆布の薬効に酵母の効果が加味されて

以下の効能が期待できるからです。

 

◆昆布酵母の効能

昆布を発酵させると善玉菌の数が増えます。

体に取り入れることで腸をきれいにしてくれます。

 

その結果、

昆布水より便通がよくなります。

 

逆に便秘が続くと、

腸内に溜まった老廃物によって毒素が体の中に広がり、

肌荒れや体調不良につながります。

 

また、便秘になるとイライラが溜まりがちで、

そのストレスが肌荒れにつながり、

さらにイライラが募る…というスパイラルが起きてしまいます。

 

★ダイエットと美容効果

うま味に健康効果が加わった昆布酵母は、

昆布水と違い乳酸菌や酵母といった善玉菌がプラスされ、

便通・免疫力の増進効果が期待でき、

ダイエット効果が増し美容も期待できるのです

 

 

うま味も普通の出汁よりもアップしていますョ

発酵昆布は昆布が微生物に分解されることで栄養が水に溶けやすくなり、発酵菌自身が生成するビタミンなどの栄養成分がプラスされています。

 

★脳や心疾患を予防

昆布を発酵させることで生まれる成分は、

血圧を上昇させる効果がある酵素の働きを

80%もカットしてくれます。

 

発酵昆布を食べ続けることで、

脳や心疾患の予防につながります。

 

★糖尿病も予防

研究の結果、発酵昆布には食後に起こる

血糖値の上昇をゆるやかにする効果があることがわかっています。

 

 

◆昆布酵母の作り方

材料

・密閉できる900mIのガラス瓶

  ★蓋と瓶は熱湯消毒して、自然乾燥しておく。

・昆布(真昆布、利尻昆布がおすすめ)20g

  ★乾いた布で表面の汚れを落としておく。

・水900ml(ミネラル水がおすすめ)

 

 

手順

➀ 昆布を瓶に入れて水を注ぎます。

 ★水は瓶の口ぎりぎりまで入れましょう。

大事なポイントは空気が入らないようにするため

瓶の口ぎりぎりまで入れることなのです。

 

蓋もしっかりと固く閉め、雑菌の繁殖を抑えます

 ★昆布が空気に触れると雑菌が繁殖します。

 

② 冷蔵庫で10日から2週間寝かせます。

 

作った日がわかるようにしておき、冷蔵庫で10日から2週間保存します。この間蓋を開けないように注意しましょう。

 

③ 10日後から使えます。

その後も冷蔵庫に保存し、

仕込んでから1ケ月で使いきりましょう。

 

 

 

【まとめ】

昆布の種類は問いません。

手ごろな価格の昆布でいいんです。

 

面倒なダシ汁を作らなくとも、

手間いらずなのが昆布水です。

 

◆昆布酵母の飲み方使い方

1.おちょこ一杯程度をそのまま飲んだり、

豆乳やジュースに200㎖にたいして

昆布酵母50㎖程度を混ぜて飲みます。

 

何時飲むかは、

あなたのお好きな時間にお召し上がりください。

 

昆布酵母で、

あなた様のアンチエイジングにお役立て下されば幸いです。

 

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