【脳活通信34】嫌いなものと向き合うということは

いいことにだけにフォーカスして、

光の部分を見つめて生きていても、

嫌なことには出くわすものです。

それは今世での学びであると言えるのです。

【苦労はチャンス】

我が気に入らぬことが、

我がためになるものなり。鍋島直茂（鍋島藩の祖）

これは戦国～江戸にかけて活躍した武将の言葉です。

「苦労は買ってでもせよ」という考え方は、

今時、古臭いとお思いでしょうが、

人生の先輩が言うこの言葉には、

必ず見返りがあるからだと、

いう事が隠されています。

苦労は成長できるチャンスなのだと言っているのです。

そうわかっていても人は、

嫌なことからは逃げたいものです。

かく言う私も同じように、

嫌なことに出会うとつい、

逃げ出したくなってしまいます。

【壁は扉】

そんな時に思い出すのが、

氣功の恩師楊老子がおしゃっていた、

「壁は扉」と言う言葉です。

“自分の目の前に嫌なことが現れ、

進む道を塞ぐ壁となった時、

その扉を開けるためには、

氣功を練功しなさい。

氣功静功（静寂瞑想）を

修練することです”

と、教わりました。

日々の修練を記録することで、

心の変化を実感することが得られる様になります。

壁が、壁の概念でなく

先の道へと進む扉となって

意欲が湧いてくるのです。

その時は、イヤなことでも

受け入れられる自分が存在しています。

それは、潜在意識の底にある

アーカーシックレコードに繋がり、

自分自身の本来の自分が目覚めるからです。

氣功静功は潜在意識(アーカシックレコード）に繋がる瞑想法

氣功静功（静寂瞑想）は、

顕在意識の考えを清浄にしてくれ、

このイヤなことは、

今世で乗り越えるハードルだと

受け入れることができる様になります。

養生氣功：氣を練る…静功（静寂瞑想）は「ブッダの瞑想」に繋がる

その壁と思える事象は、

あなたが選んだモノなのです。
その場から逃げると、

必ず同じ様な壁が立ちはだかります。

どんな壁も実は扉なのだと・・・

心を穏やかに淡々と進んで

これからも歩んで行きたいと思っています。

【今朝の夢】

実は今朝、夢をみました。

山がら帰路について、

一休み…フッと見上げると、

お社ﾔｼﾛがあるのに気づき・・・

祀壇に向うと、そのお社ﾔｼﾛは崩れていて、

修復の人達が準備をしています。

坂の下で、友人や子供たちが呼んでいます。

私は行こうとすると、

右肩にドッシリと重い物がのしかかります。

千手千眼観音だと気づくと…目が覚めました。

★千手千眼観音（通称千手観音）：オン・バザラ・ダルマ・キリク

サンスクリットでは、「千の腕をもつ者」というサハシュラプジャのことです。

ヒンドゥー教で「千手」は破壊と恵みの大神シヴァを意味し、

「千眼」はインド神話の最高神インドラの別名です。

すなわちインドの二大神の霊力が観音菩薩の慈悲の働きに

現れたのが千手千眼観音ということです。

この観音菩薩を象徴するのは、“開敷蓮華ｶｲﾌﾚﾝｹﾞといい、

人々の仏性が開いたことを示す開花した蓮花のことです。

【今日の一言】

人は毎日何か新しいことを学ぶ　　ソロン（古代アテナイの政治家）

山寺に籠って修行しなくとも、

日常生活が難業苦行の毎日です。

そうやって時空は過ぎてゆきます。

三歳までは褒めて育てますが、

自我が目覚める頃になると、

ほめ過ぎはよくありません。

まして大人になると誰もホメテはくれません。

失敗して逃げ出したい時でも

その時の自分を、

攻めるのでなく、

ありのままの自分を受け入れ

一つ学習したと想うのです。

“新しい事象に真剣に対応している自分を褒めてやる”のです。

今朝の夢は、

今の現状がら逃げずに

精進しなさいと、

千手観音様の教えと悟った次第です。

笑顔で明日を迎えられます様に、

今日の日を無事に過ごせたことに感謝して

これにて、お開きといたします。

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