冬至には冬の七種ナナクサで運気をあげよう\(^o^)/
暦上では2020年の冬至は12月21日(日)です。
冬至とは24節気の一つで、
1年で夜が最も長く昼が短い日です。
★二十四節気 ニジュウシセッキ:太陰太陽暦(旧暦)の1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、 さらにそれぞれを6つに分けたもので、 「節(せつ)または節気(せっき)」と 「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」が交互にあります。 旧暦の閏月を設ける基準となっており、中気のない月を閏月としていました。 二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。
冬至は太陽のエネルギーが一番弱まった日とされ、
この日を境に再び力が甦ってくると考えられ、
冬至を境に運も上昇すると言われています。
昔から
冬至にはかぼちゃを食べてゆず湯に入る習慣があります。
ゆずがなくてみかんを入れたり、カボスをいれたり
したこともありましたが、なぜゆずを入れるのでしょう?
なぜカボチャ(南瓜ナンキン)をたべるのでしょうか?
また『冬至の七種』とは何でしょう?
詳しく見てみましょう 。
目次
【なぜ冬至の日にゆず湯にはいるの?】
◆柚子の特徴
ユズ(柚、柚子)は、
ミカン科の常緑植物で、
柑橘類の一種です。
中国揚子江上流が原産といわれています。
日本にはかなり古い時代に渡来し、
奈良・平安時代にはすでに植えられていたそうです。
山口県、徳島県には原生林があり、
耐寒性が強く、また耐乾、耐湿性も強いのです。
北は青森県の海辺まで生息すし、
樹は直立性で枝梢にトゲがあります。
◆成分
ゆずの果実は、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸を多く含み、
果皮には、たくさんのビタミンCが含まれていて、
女性の肌荒れや冷え性に効果的です。
果汁はカリウム、カルシウムも多く含みます。
◆種子の成分
苦味をもつ物質リモノイドは、
抗がん作用・悪玉コレステロール抑制作用があります。
また、精油成分やクエン酸・ビタミン類が相乗的に働き、
リウマチ・関節炎などの腫れや痛みを緩和する働きが期待されます。
腰痛、ひざ痛、神経痛などの、炎症性の痛みにも効果があるそうです。
そのほか、カゼ、二日酔い、月経不順、膀胱炎、
食欲不振、貧血などにも効果があるので、
柚子をそのまま風呂湯にいれて成分を摘出するのですね(*_*)
◆皮の成分と効能
ペクチン質といい、血糖上昇の予防、
コレステロール値のコントロールを行う働きがあり、
ビタミンCとの相乗効果で、
血行もよくする働きがあり、
毛細血管の働きもよくなります、小ジワを防ぐ働き、
シミ、ソバカスを薄くする働きも期待できます。
古くは薬用としてカゼ薬に利用され、
葉、果汁、種子を使った民間薬から漢方薬まであります。
出血止め、トゲ傷、歯痛、生理不順など
多くの病気やけがに薬効があるといわれています。
その他にも、疲労回復、肩こり、
筋肉痛を予防する働きをすると言われています。
ビタミンCやフラノボイドには抗酸化作用があり、
病気の原因となる活性酸素を消去する働きがあるそうです。
血中コレステロールの低下、
抗ウイルス作用、抗ガン作用の働きをし、
またビタミンPも含まれ、血圧低下、 脳卒中や、
心筋梗塞の発作予防の働きもするのです。
これが柚子湯がゆず風呂に入って
無病息災を祈る風習になったのも
うなづけますね。
実際にゆず湯に入ると、
香りが良いのでアロマテラピー効果もありますよね^^
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【なぜ冬至にかぼちゃを食べるの?】
その前に冬至の日にカボチャ(南瓜ナンキン) をたべるのは?
かぼちゃは夏の野菜ですが、
保存に強く、傷さえつかなければ長期保存が可能で、
冬に不足しがちな栄養を補う事ができるので、
昔の人の知恵で冬至に食べる様になったと言われています。
◆カボチャの効能
かぼちゃには体内でビタミンAに変化する
β-カロテンが多く含まれていて、
動脈硬化の予防や老化予防になります。
またビタミンC、ビタミンE、鉄分、カリウム、カルシウム、
食物繊維などが含まれていて、
これらの栄養素や機能性成分によって風邪の予防をはじめ、
冷え性や貧血の予防、体力の回復が期待できます。
毎日のバランスの良い食事が大切ですが、
癌ガンのリスク低下まで期待できるという研究もあるようです。
昔からの習慣には
それ相応の意味があるのですね。
では冬に
「食べると運気がアップ」
「縁起が良い」とされている食べ物があります。
【冬の七種ナナクサ】
「春の七草」は有名ですが、
実は冬至にも
「冬の七種」があるのです。
◆冬の七種
それは
「ん」が2つ付いている食材で、
たくさんの運が呼び込めると言われています。
・南京 なんきん(かぼちゃ)
・蓮根 れんこん
・人参 にんじん
・銀杏 ぎんなん
・金柑 きんかん
・寒天 かんてん
・饂飩 うんどん(うどん)
この食材は冬場の季節を乗り切る食べ物です。
季節に稔る食べ物はその時候にあった食材ですから
冬至の日だけでなくお召し上がりください^^
今年の冬至は12月21日(月)です。
栄養のあるかぼちゃや冬の七種を食べて風邪を防ぎ、
身体を温めるゆず湯に入り、
無病息災を願いながら
新しい新年を迎え寒い冬を乗りきってまいりましょう。
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