体内に滞った糖が変質してできる糖毒物質「AGE」は腎臓を破壊する
糖尿病腎症になりやすい人は、
普段から血糖値が高い人や
血糖値が食後に急上昇する
血糖値スパイクを起こしている人だけではありません。
現在は血糖値が落ち着いているが、
過去に長期間、高血糖が続いていたという人も
注意が必要なのです。
食後の「血糖値スパイク」のメカニズムと、
その予防方法を紹介します。
あなたの日々の健康維持・改善にお役立て下さい。
腎症になりやすい人は、
血糖値とは異なる
重大な原因が存在するのです。
目次
【終末糖化産物=糖毒物質「AGE」】
その重大原因は
体内に滞った糖質(炭水化物・果糖などの糖分)が
変質を繰り返してできる糖毒物質「AGE」です。
AGEは、Adovanced Glycasion Endproducts
という頭文字を取ったもので、
日本語では、終末糖化産物と訳されています。
血液中に過剰になった糖が
変質を繰り返した結果
生れる総称で、糖化物質ともいわれています。
【AGEが生まれる仕組み】
➀ 血液中に過剰になった糖は、
行き場を失い血管壁の主成分であるコラーゲンに付着します。
② しばらくすると「アマドリ化合物」となります。
③ このアマドリ化合物と他のコラーゲン線維に付着した糖が結合して
AGEが生まれるのです。
AGEができたコラーゲン線維からは、
本来の柔軟性や弾力性が失われます。
そのためAGEができた血管は劣化し、
動脈硬化やつまりが起こり、
もろくなっていまうのです。
AGEは身体にとっては異物です。
体内に異物があると、
白血球の一種のマクロファージ(貧食細胞)が捕食して
排除しようとしますが、
その際に炎症が起こります。
血管壁で大量にAGEが作られ、
炎症が慢性的に続けば。
劣化した血管がさらに傷んでしまいます。
この炎症が腎臓内で起こると、
毛細血管の集合体で血液から老廃物をろ過する糸球体に
小さな穴があきます。
その結果、
穴から血液中のタンパク質が漏れ出るのが糖尿病腎症となのです。
ですから
このAGE減らしこそ糖尿病腎症を防ぐ
必須条件なのです。
【AGEの予防策】
◆高糖質食品は極力避けましょう。
ただこれだけでは不十分なのです。
なぜなら、AGEは高温加熱した食品で増えやすいといわれています。
AGEは体内で発生するだけでなく、
摂取した食品からも体内に吸収されるのです。
食品から吸収したAGEで体内に吸収されるのは、
全体の約10%で、
その内の尿から尿から排出されなかった
6~7%が体内に留まり続けます。
微量ではありますが、
AGEは10年以上体内に留まる性質があり、
長年体内に蓄積されることで
腎臓の毛細血管を蝕み、
糖尿病腎症の危険性が高まるのです。
AGEの量は食品によって大きくことなります。
高AGE食品は高温加熱で調理された食品です。
揚げる、炒める、焼くなどの方法で調理すると
タンパク質と糖分がメイラード反応(褐色物質を生み出す反応)を起こし、
AGE料が爆発的に増加するのです。
食品を非過熱で食べれば、
当然AGEの増加を最も抑制できます。
生で食べられる、
刺身やサラダ、マリーネなどを
積極的に取り入れてまいりましょう。
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【まとめ】
◆赤飯を食べる民間療法
毎月1日、15日は、赤飯を炊いて
神仏にお供えし、
家族も食する習慣があります。
残念ながら昨今は、核家族が多く、
その習慣が受け継がれていないのが現状ですが、
まだ、道の駅や小さなスーパーなどの店頭には、
1日・15日の日、お弁当コーナーに、
お赤飯がパック入りで陳列されたいます。
まだまだ日本の生活習慣が
伝承されている方々がいることは嬉しいことです。
良い習慣は伝承して行きたいものです。
小豆はハレの日・祝い事だけでなく
腎機能を補完する利尿作用があり、
糖尿病予防に期待されている食品で、
月2回は、小豆を食しましょうという民間療法であります。
私も饅頭やパンに入っている小豆アンは
大々大好きです ^0^ が、
砂糖入りのアンをいただくのは、
最近は、極力控えていて、
煮小豆…イトコ煮:アズキカボチャを常食しています。
小豆アズキ の効能はこちらから ↓
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薬を飲まずに透析回避!医師も推薦「イトコ煮:アズキカボチャ」
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コメント
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こんにちは。ランキングから来ました。
腎症が原因で透析をうけています。
腎臓が悪いとたしかにだるく、気力がありません。
このサイトは、何が腎臓によくなかったのか
説明してあって、やっと納得のいく答えが得られました。
腎臓のツボや運動も教えてもらえてとても助けになります。
ありがとうございます
お役に立ててうれしいです。
健康は日々の積み重ねが大切です。
お身第一にお過ごしくださいませ。