氣功の「収功」とは氣を納めること
目次
【氣功の収功とは】
「収功」とは、あらゆる気功法が終わった最後に、
日常の意識に戻るために必ず行う動作で、
修練の成果を心身に定着させる技法で、
氣を体内に納めて行きます。
練功の場には、身体の周りに
はたくさんの氣があふれています(地場)。
その地場のエネルギーを取り入れることで、
体内の生命エネルギーを増進し、
自然治癒力を高めてゆきます。
【収功の目的】
これらの気を集めると同時に、
身体全身にめぐらした氣を本来の安定した場所、
下丹田(下腹部)に納める ことを目的とします。
収功は練功(動功・静功)した最後に必ず行います。
するとしないとでは、練功の充実感がちがいます。
【手 順】
Table of Contents
◆宇宙の氣(エネルギー)を集める
1)意念は両手におきます。
予備式の姿勢から寮手のひらを下に向け、
地の氣(陰の氣)を意識して
両手を肩の高さまで上げ採氣します。
2)両肘を外側に回しながら両手のひらを上にむけ、
天の氣(陽の氣)を採氣しながら頭上に徐々に移動し、
天地の氣(陰陽の氣:宇宙の氣)をイメージで一つにします。
◆宇宙の気を体内に導く
両手のひらを百会に向け、
頭上の氣が注射針の様になって百会から体内に入り、
会陰と結ばれた想像上の中脉チュウミャク を通って
上丹田(同時に両手を顔前)
中丹田(同時に両手を胸前)
下丹田(同時に両手を下腹部前)に導いてゆきます。
氣が中脉を移動して下丹田に集まるイメージをします。
◆下丹田に氣を集める
1)意念は下丹田におき、
右手の内労宮(タナゴコロ)を
氣海穴(へそ下1寸5分=4,5mm)に当て、
左手内労宮をその上に重ねます。
両手の平はわずかに離してください。
男性は両手を逆にして行います。
★下丹田がほっこり温かく感じることができるでしょう。
3)上記の両手のままで重ねあわせ、
気海穴から時計回りに9回、
臍ヘソ 周辺を円を描く様にマッサージします。
徐々に大きく回しながら
両鼠頸部と両脇前をマッサージします。
4)両手を膻中(胸の中央部)で入れ替え、
反時計回りで両脇前から
両鼠頸部とマッサージししながら徐々に中腹部へ移動して、
9回臍周辺ををマッサージし、
予備式の姿勢にもどります。
◆整調:体内の氣の流れを良くする
1)両手のひらを身体にむけ、
胸前 → 顔前 → 頭上 → 後頭部へ、
移動させさがら鼻から吸します。
★体内の邪気を集めるイメージで行います。
2)両手のひらを両脇下から背中に移動させ、
背中 → 腰 → 両下肢外側 → 両かかと → 両爪先 へ、
両手を移動させながら口から吐きます。
★体内の邪気を吐き出すイメージで行います。
3)両手先で両湧泉穴をさすって、
両下肢内側 → 両鼠頸部 → 両腰へ、
と両手を移動させながら鼻から吸します。
★精氣を取り入れるイメージで行います。
4)そのままの状態で、
口から吐きながら腎臓に
精氣を収めるイメージで行います。
5)上記1~4を3回行います。
6)右手のひらで
左手先甲 → 外側上肢 → 左肩 → 内側上肢 → 左手のひらと、
三回マッサージします。
7)左右逆に6を行います。
8)右手のひらで 左手先甲 → 外側上肢 → 左肩 と移動し、
左手のひらで右肩 → 内側上肢 → 右手のひら
と、移動させます。
9)左手のひらで 右手先甲 → 外側上肢 → 右肩 と移動し、
右手のひらで左肩 → 内側上肢 → 左手のひらと、
移動させます。
10)上記8・9を3回行ないます。
11)両手をすり合わせた後、
両首筋、両脇をマッサージします。
以上で収功となります。
【まとめ】
上記の行程を行うことで、
体内の氣を十分に感しることができますし、
修練の成果を心身に定着させることができます。
日常の意識に戻るために必ず「収功」を行いましょう。
突然に携帯、スマホが鳴ったとしても、
練功中は出てはいけません。
ふらつきがが起こり、ケガのもとです。
氣功練功中は、電源を切って修練いたしましょう。
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