危険!「糖質オフ・ダイエット」の落とし穴!!!
目次
【健康オタクの会員さん】
NHKの「ためしてガッテン」や
「クローズアップ現代」でも放映されていました
「糖質オフのダイエット」の落とし穴を
今日のセッションで再度、会員さんに紹介しました。
テレビの報道や映像は、
特にNHKの番組「あさイチ」には敏感な会員さんたちです。
私も見逃さない様にしています。
会員さんで173cmのスリムなKさん(63歳 女性)がいらっしゃいます。
何時も「キツイ!キツイ!」とおっしゃていました。
どの様な一日を過ごしているのか尋ねますと夜型生活でした。
午前中のセッションに参加するのがシンドイのかと思い、
体内時計を正常にもどすことをお勧めして。。。
3ヶ月経ってもまだ「キツイ!」とおっしゃいます。
食生活を尋ねますと
「糖質制限ダイエット」をしているのです。
【危険な糖質制限ダイエット】
彼女は、
食パンを一日に、
6枚切りを1/2枚しか食べないというのです。
身長173cmの体では、
スタミナ切れ、
エネルギー不足でありながら、
朝昼1万歩を目指して歩いているのです。
テレビや週刊誌は見ないそうで、
情報はもっぱらラジオだそうです。
もうお一人「少し食べても太るのです」と
おっしゃるHさん(70歳 女性)肥満体で不整脈があり、
血液サラサラになる薬を処方されています。
「糖質オフ・ダイエット」を間違って行っているのです。
【炭水化物が不足しているサイン】
1)イライラ感があります。
・いつもよりストレスを感じたり、
イライラして疲労感があったりというのは
低炭水化物ダイエットの代表的な副作用の1つです。
これは、炭水化物が“幸せホルモン
”セロトニンの生成に欠かせない物質だからなのです。
2)便秘になります。
・水分や塩分、
マグネシウムが不足していることで便秘になります。
塩分を含む飲み物や、
緑の葉野菜やアボカドなど
カリウムが多く入った食べ物を摂ることで改善が可能です。
3)口が臭く匂います。
・糖質オフ・ダイエットでは、
体は糖の代わりに
体内の脂肪が分解されたケトン体をエネルギー源
として使います(これをケトシース状態といいます)。
ところがこのケトン体は良い香りとは言えないニオイがあり、
それが口から“口臭”となって匂ってきます。
このニオイは、
歯磨きや舌磨きなど口を清潔にしたからといって
排除することができないのです。
なぜなら胃の奥から匂ってくるからです。
4)頭がぼんやりします。
・ケトーシスの状態では、
頭痛を発症する人もいます。
頭痛まではいかなくても、
頭がぼんやりしたり、
風邪のような症状が数日間出るようであれば、
炭水化物が足りていない可能性があります。
5)睡眠が浅いです。
・インシュリンとセロトニン値が低いと、
睡眠に支障が出ることがあります。
セロトニンは夜は
眠りのホルモン-メラトニンに変化して
睡眠を促進させます。
そんなときは、
夜眠る直前にタンパク質と
微量の炭水化物を含んだものを食べると良いです。
そうすると、炭水化物がインシュリン値を上げ、
タンパク質中のトリプトファンが
脳に届きやすくなるからだそうです。
ヨーグルトにスプーン1杯のフルーツジャムorハチミツ、
またはカカオ分の高い(70%以上)チョコレート1欠片などが理想的ですが、
お酒と多飲はNGです。
かえって睡眠障害になります。
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【糖質オフ・ダイエット】
「糖質オフ・ダイエット」は
❝糖質オフして、お腹いっぱい食べましょう❞
ということなのに、
間違った食生活をしているのです。
糖質とは、
糖質=炭水化物‐食物繊維 です。
実は食物繊維も炭水化物の一種なのです。
加工食品に表示されている栄養成分表には
糖質量は表示されていません。
買い物中や外食で糖質量を知りたいときは、
炭水化物(g)から食物繊維(g)差し引くと糖質量がわかります。
この計算式をみると炭水化物をたくさん食べてもそれを
上回る量の食物繊維を食べれば
からだの中で糖質をとらなかった様に
なるような印象をうけますが、
糖質は糖質として吸収されますから誤解
しない様にいたしましょう。
ただし、この2つのダイエットは、
厳密にこのことを意識して区別されているわけではありません。
糖質オフダイエット=炭水化物ダイエット、
と思っていても問題はないですが、
これでは「ごはんを食べなくても大丈夫?」と思う方が多くなり、
過度な糖質制限のリスクが多々報道されているのだと思われます。
また『低炭水化物ダイエット』とも呼ばれています。
もちろんこれも同様のダイエットです。
どのダイエットも、
炭水化物を全くとらないというわけではないのです。
これらのダイエットは、
炭水化物(糖質)を一切取らないダイエットではないので
言葉の意味としては
「低炭水化物ダイエット」や
「ローカーボダイエット」の方が誤解を招かない
のではと思います。
蛋白質・脂質と並んで炭水化物は、
三大栄養素の1つで、
生命体として身体に必要な栄養素なのです。
【太古の食生活】
人類700万年の歴史の中で
人が穀物を食べ始めてのは、約一万年前です。
それまでは「狩猟」「採集」で、
肉や魚を中心に食べて、
たまに熟した果実や木の実が手に入れば、
それは貴重なごちそうです。
穀物はなかったのですから、
人類みな糖質制限食だったのです。
日本人は弥生時代から稲作が始まっていますから、
約1700年前から穀物を食べ始めたのです。
生物
はそれほど早く進化しません。
ですから私たちのDNAは糖質オフの食事は
むしろ身体代謝に適した食事法といえるのです。
ただ現代の日本人は生まれたときから
穀物を食べ続けているので、
その習慣を断ち切るのが難しいのです。
白米を中心とした主食やスイーツなので
糖質をとりすぎているから太るということを知りさえすれば、
糖質にたいする考えをかえることができるでしょう。
【食べる量を減らさないダイエット】
これまでのダイエットは、
食事量を調整して摂取カロリーを減らすという方法が
盛んにおこなわれていましたが、
糖質オフは食べる量を減らす必要は全くないのです。
食事の量ではなく食事の種類を見直すことなのです。
ですから、終戦後の様に四六時中お腹がすいて、
ひもじい思いで眠れないとか、
おやつを我慢することなくストレスレスで、
続けることができないと心配しないで、
肥満・糖尿病予備軍の回避が可能となるのです。
あなたの食生活をチェックしてみましょう。
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【あなたの糖質依存度チェック】
□白いご飯やパンが好き。
□食事の後は、必ずデザートを食べないと気がすまない。
□あんかけ風や照り焼き風の甘辛い料理が好き。
□ペットボトルの飲料水をよく飲んでいる。
□飲んだ後の食事にラーメンを食べている。
□生野菜をあまり食べない。
□外食は丼物とめん類のセットメニューがよく頼む。
□早食いである。
□チョコレートや飴を持ち歩いている。
□運動をしていない。
□果物をよく食べる。
□ワインよりビールの方が好き。
3つ以上あったあなたは糖質依存傾向です。
ほとんどの日本人は、炭水化物中毒です。
ご飯、めん類、パンなど食事のほとんどが
炭水化物で占められている人は炭水化物中毒です。
おやつに、おかき、ケーキ類、果物、チョコレート、
スナック菓子、アイスクリームなど全て糖質食品です。
ダイエットしてもすぐにリバウンドしてしまうタイプもそうです。
日本の食文化であるお米が主食という考え方に加え、
ケーキや清涼飲料水などの
欧米化した食生活が糖質過多の原因になっているのです。
平均的日本人の摂取糖質量は一日約250gです。
早く効果をだしたいといって、
三度の食事で主食を抜くのは、
脳ストレスでリバウンドしてしまいます。
無理なくユックリと糖質制限をお勧めします。
★朝・昼主食はご飯一杯(150g)で、
夕食は主食抜きでたんぱく質(肉・魚)+野菜たっぷりにいたしましょう。
【食べる順序】
❶野菜サラダ
❷具だくさん汁・煮付け
❸魚・肉
❹ご飯・パン の順で
血糖値の上昇を防ぎましょう。
★スイーツは無しですョ!
前半で酵素・ミネラル類を食し、
蛋白質・脂質をとってから炭水化物(ご飯・パン)を採る頃は、
・ご飯軽く1杯(100g~150g)
・食パン1枚/6枚切
でも十分に満腹感を味わえます。
☆主食を食べなければ必ずやせます!でも
0にしてはいけないのです。
炭水化物は生きるエネルギ―源なのです。
低カロリーでも炭水化物は太りますからほどほどに!
100g当たりのカロリーと糖質量は、
・食パン 〉 白米 〉 パスタ 〉 そば 〉 うどん
右に行くほど低くなりますが、白く精製した食品は避けましょう。
そば、パスタ、玄米、麦芽食パン 〉白米・食パン、うどん
★高カロリーでも太らないのです。
糖質オフならお肉でも食べ放題!でも食べ過ぎない様に!!
100gあたりのカロリーは
牛肉(型ロース) 〉 豚肉(バラ) 〉 マトン(ロース) 〉 ラム肉(も
も) 〉 鶏肉(もも)
ですが、糖質は、鶏肉は0g、他がいずれも1g以下なのです。
主食代わりにいいですね!
でも緑黄色野菜をサラダでたっぷり食べましょう!!
温野菜でもOKです。
・白米から玄米食に変えても糖質量は、ほぼ同じです。
・カボチャ、レンコン、里芋、山芋、唐芋、切り干し大根などの
根菜類は糖質を多く含みます。
ですが、玄米採食がすべてではありません。
良質な蛋白源である
大豆や豆腐、納豆などの大豆加工食品は糖質オフにお勧めです。
低カロリーな上に低糖質で、主食がわりになります。
またほうれん草や小松菜などの葉野菜やもやし、
キノコ類などの低糖質な野菜も積極的にとりましょう。
◆糖質食材なら油料理もOKです。
糖質オフの油料理で、
気にしないといけないのは、
油でなく食材です。
芋や人参、カボチャ、トウモロコシ、レンコンなどの
根菜類は糖質が高いです。
見落としがちなのが
小麦粉や片栗粉を使う衣つなぎも糖質が多いので、
外食時には要注意です。
反対に魚や肉、大豆加工食品、
低糖質の野菜は何でもOKです。
糖質さえカットすれば、
フレンチやイタリアン、
中華料理でも我慢せずに楽しめます。
★賢く選べば
お酒がダイエットの味方になります。
・適量ならお酒も血糖値を下げる効果があります。
・白ワインはやせる効果があるそうです。
・ビール、日本酒、果実酒、甘いカクテル類は高糖質です。
・蒸留酒のウイスキーや焼酎は糖質0です。
・ワインの糖質を少量含みますが適量なら問題ありません。
・ビールも糖質オフのものを選べばOKで、
適量のお酒は翌日の血糖値を下げる効果があるそうです。
だからですね、
がん治療に代替医療氣功を取り入れていらしゃる
帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生は
休肝日なしで晩酌を愉しんでいるとのことです。
適量でたしなむ・・・
過多にならずに中庸であることが、
東洋医学・中医学の考え方です。
★居酒屋のおつまみは糖質メニューの宝庫です。
・フライドポテト、餃子、春巻き、ポテトサラダ、
肉じゃが、コーンバター、チジミ、お好み焼き、
めん類・飯物なは高糖質です。
・生ハムや魚介類はたっぷり食べましょう。
★ビタミンが豊富でも果物は糖質のかたまりです。
・野菜+果物ジュースより野菜ジュースで糖質オフにしましょう。
・食後のフルーツより食前のフルーツにしましょう。
・ドライフルーツはさらに糖質UPになります。
友人のご主人が果物大好きで糖尿病になり、
運転中に低血糖で交通事故を起こしてしまいました。
ここでも中庸を心がけたいものですね。
★小腹が空いたらチーズかナッツ、ピーナツ、海苔などを食べましょう。
乳製品の中でもチーズは糖質が少なくて、
不足しがちなカルシウムが豊富な食品です。
こってりとした味わいに
満足感が得られ空腹感やダイエット中のイライラ感が解消されます。
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【太る原因は糖質である】
★血糖値が上がると中性脂肪が増えます。
1)太る原因1:血糖値が上がると中性脂肪が増えて太ります。
・炭水化物がだ~い好き!
・糖質の多いものをたっぷり食べる
・血液中にブドウ糖がふえる
・血糖値が上昇!
・すい臓からインスリンが分泌される
・インシュリンの働きで肝臓や筋肉にブドウ糖が取り込まれる
・取り込まれたブドウ糖が血液中に充満すると
・余ったブドウ糖が中性脂肪に変わり脂肪細胞が溜め込まれる太る!
2)太る原因:インシュリンが肥満を引き起こします。
インシュリンは別名「肥満ホルモン」と呼ばれています。
インシュリンが多いいほど脂肪細胞に
中性脂肪をたっぷりと貯蔵していきます。
またインシュリンは血糖値を下げるために
糖質を優先的に使うため、
中性脂肪の分解を抑えてしまいます。
つまり、糖質を摂取して
インシュリンが分泌されている間は、
脂肪は分解されないため、
その分太るというわけです。
太りやすい体質の人は
このインシュリンが多量に出やすいといわれており、
ますます悪循環となるのです。
【糖質オフのやせる仕組み】
目次
◆糖質オフの食事
・血糖値は上昇しない
・エネルギー源のブドウ糖が不足
・脂肪がエネルギーとしてく使われやせる!
★避けたい糖質の多い食材:主食、根菜、カボチャ、スイーツ、粉物 など
【油を摂っても太らないわけ】
◆油をとっても脂肪にならない
油脂類は高カロリーでも
糖質量が低いので血糖値が上がることはありません。
そのためインシュリンの分泌が少なく、
体内に取り込まれないので太らないのです。
体内の脂質は、
ホルモンや栄養を運ぶ血液の原料となるほかに、
脳が正常に働くためにも欠かせない存在です。
体内に脂質がないと細胞が形成することができず、
身体は作られていきません。
身体のエネルギー源の三大栄養素
炭水化物、蛋白質、脂質の中でもエネルギー効率が高いのが脂質で、
持久力やスタミナUPにも不可欠な栄養素で、
不足すると体内環境がくずれ、
健康ははもちろんのこ肌など美容にも影響を及ぼしてしまいます。
ですから、過度の糖質オフダイエットを行うと、
体内脂質がエネルギー源として消費されるので、
筋力の衰え、小じわ、肌・髪の毛のかさつき、
老け顔などの老化の進行につながるのです。
★コレステロールの高い食材もOK:タマゴ、魚卵、ホルモン、イカ など
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【食事にお勧めの油】
◆素材で選ぶ:肉類、青魚類
◆料理に使う:しそ油、えごま油、
オリーブオイル(エキストラ・ヴァージンオイル)
【まとめ】
◆糖質オフでアンチエイジング
☆老化の原因:糖質とたんぱく質が結合した「AGEs」が老化の原因で、
たんぱく質は身体を形成していて、
肌や血管の弾力を支えています。
しかし、血糖値が高い状態が続くと、
余分なブドウ糖がコラーゲンと結びつき
茶褐色の堅い「AGEs」(終末糖化産物)という物質になります。
これがいわゆる「糖化」で、
劣化したたんぱく質が身体機能を低下させます。
最近の研究で、
身体の「糖化」は今までの老化の原因とされていた「酸化」よりも、
強力に老化を進めると考えられており、
アンチィエイジングのカギを握っているのは「糖化」だといわれています。
◆糖質オフで「AGEs」を減らし老化を防ぐ
肌のコラーゲンがAGEsとなると、
肌の張りや弾力が失われ、
タルミやシワの原因となります。
また、血管で作られると動脈硬化を引き起こし老化を早めます。
AGEsが一度作られると元にもどることがなく、
体内に蓄積されやすいため、
糖質をカットした食事が糖化を防ぐとともに、
アンチエイジングにつながるというわけです。
たんぱく質と糖質を含んだ食材を加熱すると、
美味しそうな焼き色がつきますが、
これも「AGEs」なので、
蒸しものや煮付け、鍋物、汁物 等
調理方法を工夫しましょう。
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