八百年以上の歴史をもつ氣功動功法「八段錦」

八段錦は有名な氣功動功(運動法)の一種です。

 

気功とは、体内の気を巡らせ
外気の氣(エネルギー)を取り入れる健康法で、
多くの種類や方法、流儀があります。

 

その中で「八段錦」が簡単で大きな効果が得られるといわれており、
日本でも多くの愛好がいます。

 

八段錦とは「絹織物の中で最も美しいもの」という意味で、
「選りすぐられた素晴らしい運動」という意味でです。

 

合計8つのフォームからなり、
各フォームではそれぞれ同じ動きを
左右3~4回繰り返して行います。

 

回数にこだわらず、
その日の体調に合わせて行ってください。

 

続けることが大切です。

 

ここでは動きと効果を解説します。

 

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【八段錦の歴史】

八段錦の名称が歴史の上で初めて現れるのは、
南宋の歴史家の洪邁コウマイ(1123~1202年)の著した
「夷堅志イケンシ」といわれていて、800年以上の歴史を持っています。

 

当時は神仙怪異のように何やら怪しげな珍しいもの
と思われていたようです。

 

その後、幾つもの流派に別れますが、
大別すると動きの柔らかい南派と力強い北派の二つになります。

 

 

【八段錦の特徴】

八段錦は動功でありながら、
下半身は固定させてほとんど
その場を動きませんので場所をとりません。

 

それに動きが全体で比較的、
簡単ですので誰もが親しみやすく取り組めます。

 

 

◆呼吸法

この八段錦の特徴は調息にあります。

 

八段錦では呼吸の方法は特に指定はありませんが、
逆複式呼吸で行うと動作をスムースに行え、
しかも丹田をしかりと意識した丹田呼吸法を用いると、
手足の動きが簡単なだけに、
呼吸に集中できます。

 

原則として、
手を上にあげるか、
体に近づける時には息を吸い(鼻から)
手を下げるか体から遠ざかる時には息を吐き(口から)ます。

 

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動画「八段錦」

 

初心者に手ほどきしている様子です。

 

 

南派の演技です。

健身気功 八段錦(世界チャンピオン表演) 中国太極拳文化院

 

予備式(準備)

両足の踵をつけて爪先を少し開き、
背筋を伸ばして頭をまっすぐにして立ち、
肩の力を抜いて両腕はゆったりと左右に垂らします。

 

口は閉じて、舌先を口蓋につけ
ゆっくりと自然呼吸(鼻から吸って、鼻からだす)で
腹式呼吸を数回行い、気持ちを鎮めてリラックスします。

 

練功(練習)時、原則として、
手を上にあげるか、
体に近づける時には息を吸い(鼻から)
手を下げるか体から遠ざかる時には息を吐き(口から)ます。

 

慣れてくると、
逆腹式呼吸で行いましょう。

息を吸う時(鼻から)腹を凹ます。

息を吐く時(口から)腹を凸らます。

 

効果がUPしてきます。

 

一段錦:双手托天理三焦 ソウシュタクテンリサンショウ

両手の平で天を支え、胸や腹の五臓六腑の三焦★をを整える。

 

★三焦:

上焦…胃の噴門部から大隔膜の胸全体。
中焦…胃を含む上腹部。
下焦…回腸から膀胱を含む下腹部。

 

 ●両手を上げる時、両方の脇腹が伸びることで胆経が伸び、
胆経が伸びることで、気力が充実してきます。

 

効果:胃腸を整う。血行をよくなる。肩こりに効く。
心身がリラックスする。腕力がつく。

 

 

二段錦:左右開弓似射雕 サユウカイキュウシシャチョウ

大きな鳥を弓で射る。

 

大きく両足を開き騎馬立ち(腰脚足心)になり、
上半身は力を抜きのびのびと胸を広げます。

 

背筋を伸ばし両腕もいっぱいに伸ばします。

★流鏑馬ヤブサメの様に馬に乗り弓を射る形に似ています。

 

加えて両腕の三陽経と三陰経に刺激を与えます。

★三陽経=大腸、小腸。三焦。 三陰経=肺、心臓、心包。

 

中でも指でVの字を作る動作は、
手首を囲むようにある原穴と呼ばれる
生命を営むための重要なツボを刺激する大切なものです。

★上虚下実…上半身はリラックスし、下半身はどっしりと行います。

 

効果:心臓、肝臓、肺の機能を高める。足腰を強化する。

 

 

三段錦:調理脾胃須単挙 チョウリヒイスタンキョ

片手を上げて胃腸を整える。

 

息を吸いながら手を上げることで、
脾経と胃経が十分に伸びます。

★脾経は西洋医学の脾臓とは違い、膵臓も含みます。

 

どちらかというと消化機能を表します。

 

中医学での脾胃とは胃腸のことです。

 

効果:脾臓(含む膵臓)と胃の機能を高める。
ストレスを解消する。

 

 

四段錦:五労七傷往后瞧 ゴロウシチショウオウゴショウ

五労七傷を癒すために首を回して後ろを見る。

 

★五労…見すぎ、寝すぎ、座りすぎ、立ちすぎ、歩きすぎ。
 七傷…喜、怒、憂、思、悲、恐、驚。

★毎晩、就寝前この四段錦を行くことをお勧めします。

 

効果:慢性的疲労や体調不良を改善する。

 

 

五段錦:揺頭ハイ尾去心火 ヨウトウハイビキョシンカ

頭と背を揺り動かし、心の火を鎮める。

 

★心火=心火旺シンカヨウ といい、
心の陽気が強すぎる状態を表します。

不眠、顔面紅潮、イライラ、動悸、口内炎 等
の症状をいいます。

 

効果:ストレスを解消する。足腰を強化する。

 

 

六段錦:両手攀足固腎腰 リョウシュハンソクコジンヨウ

両手で足を引っ張る動作で、腎臓と腰を丈夫にする。

 

全身を十分に伸ばしたり曲げたりすることで、

膀胱経と腎経がリラックスし気の通りがよくなります。

 

★腎は先天の本、
膀胱経には全ての内臓に関連する兪穴というツボがあるので、
すべての内臓の歪みを調整するのと同時に元気が湧き起こります。

 

効果:腎臓の機能を高める。胃下垂、小腸炎、勃起不全、早漏、虚弱体質に効果があり、また腰を鍛えて腹部を引き締めますので、便秘と腰痛に効果があります。但し、全身を大きく動かすので、無理をしないように行って下さい。

★私は、この功法の後は腎臓を然りと温めることにしております。

 

 

七段錦:攅拳怒目増気力 サンケンドモクゾウキリョク

拳を強く握り、目を怒らせて気力を増大させる。

 

八段錦のほかの動きとちがって剛の形をとります。
★決して力まないことです。

 

効果:関節炎を予防する。ストレスを解消する。
集中力を高める。足腰を強化する。

 

 

八段錦:背后七頭百病消顚 ハイゴシチテンヒャクビョウショウテン

背中を七回、振動させて万病を消し去る。

 

カカトをストンと落とすことで生まれる振動が、
背骨を通って脳に伝えられ様々な効果が生まれます。

 

効果中枢神経系と自律神経に対してマッサージ効果があり、
万病に効果があります。

 

★中医学からいえば、督脈と任脈、
さらに背中にある兪穴を刺激することになります。

 

★この八段のカカトを落とす動作を30回行うと、
30分間ウオーキングした効果があると言われています。

 

ですので、当塾では10回×3回を行ってす。

 

但し、膝関節に痛みのある方は適宜に行います。

 

 

収功

氣を下丹田に収めます。

詳しくはこちらからどうぞ ↓

 氣功の「収功」とは氣を納めること

 

 

 

【まとめ】

八段錦は日本に伝わっている氣功法の中でも、
流派が多く様々なフォームが加味されています。

 

当塾では、塾生の体調に合わせて、
経略の動きを意識しながら工夫をして練功しています。

 

あなたもお好きな功法で練功して下さい。

          八段錦の動画

 

 

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